HELLO!風の時代に舞い降りました。風の時代の風雲児。風野又二朗です。
風野には、いくつか原点に立ちかえる場所がありまして。
今は、その原点の一つ。都内某所、ファミリーレストランにて、このコラムを執筆しております。
このファミレスは、都内にしては、中々の大きさなのですが、店の一部に仕切りがあって、さらにその中の一部はカウンターのようになっていて、1人用の席が並んでいるんですね。
ちょうどその1人用の席が、書いたり、作業したりにピッタリの席なんですよ。
思えば、20年ぐらい前でしょうかね。頭の中にある妄想や空想をここで書いていたんですね。
最初は、ノートとペンで。何でかな、昼間に行ってひたすら書いていたんですよ。
ちょうど目の前に大きな公園があって、一度お会計して、外に出て散歩したりして、そしてまた戻ってきて、そこで書いている。みたいな事をやっていました。
そういった、1人で作業するところに適していたからか。夜も遅くになると、色んな方たちが集まってくるんですね。
たぶん、脚本家さん、構成作家さん、芸人さん、などなど。
パソコンの中を覗いた訳ではないのですが、勝手に、そんな空気というか、オーラを感じていました。
夜も更けてくると。お店全体のお客さんの数も減っていき、だいたいのお客さんが、その1人用の席だけになってくるんですよ。
そうすると、何だか同志のような。そんな連帯感が生まれてくるんですね。あの人が頑張ってるんだから、俺も頑張ろう!みたいな。
たまに、あの人、1時間ぐらいなんかぼーっとしているなって気がついちゃったり。
まあまあのペースで行っていたので、顔見知りとかできちゃったりなんかして。
でも、どちらかというと。僕は仕事では行ってなかったので。今、思い返せば、僕は彼らにとって同志でもなんでもなかったんですよ。
でも、あの時、何者かになりたくて、必死に書いていたんですね。そこに行けば、何だか大人の仲間入りをしている気持ちになっていたのかな。
今もまだ、何者にもなってないんですけど。あの時の気持ち、感覚が知りたくてなのかな。初心に立ちかえりたかったのか、また、同じ店に来ちゃいまいた。
作りは全く変わってないんだけれど。コロナ禍以降、お店も24時間ではなくなったからか、あの時の深夜に渦巻いていた、お昼の営業にも影響していた、あの何とも言えない、妖気みたいなものが無くなっていました。
ちゃんと、ファミリーのレストランになっていたというか。
いつもの席に座って、パソコンを開いて、あの時と同じように、深呼吸してから、書き始めました。
よし!あの時のより成長しているはずだ!頑張ろう!
東京の街の中は、選挙のポスターが、いたるところで、公示板に貼られています。
大きな事を変えて、何かを成し遂げていくには、ある程度、長い期間が必要だろうなあと思っています。誰になったとしても。
瞬発的に変えられる事もあれば、じっくり、ジワジワ動かさないと、動かない岩があるように。
何かを良くするという事は、どういう事か、考えています。
今から始める事は、誰にとっての楽しい事なのか、どの角度からの幸せなのか、新しいプロジェクトが始まった時に、よく考えています。
何でそれを、一生懸命やっているのかも。
どなたが都知事になったとしても、初心を忘れずに、色んな角度からの幸せを作っていって欲しいなと思っています。
ただ自分の人生のリーダーは、自分なんでね!何があろうと、自分はしっかり歩んでいきたいと思います!
ここから、大きな風を起こせるように。
それでは、又、風の吹く日に。