Hello!風の時代に舞い降りました。風の時代の風雲児。風野又二朗です。

暑いですねえ。たまらないですね。建物から少し外に出ただけで、汗が吹き出しますよね。

それで、1度吹き出した汗は、なかなか、止まらないんですよね。どうしたらいいものでしょうかね。

先日、弊社の女性マネージャーとエレベーターでバッタリ乗り合わせる事がありまして。

「風野さん。私、今日、1日現場に行っていたので、汗がすごいです。ちょっと離れた方がいいかもです」

って言われまして。いや、それ風野もです!なんて言って、お互い離れてエレベーターに乗りました。

もう、汗はお互い様だよね!って事でね。しょうがないですよ、本当に。

風野は男ですけどね。今年は遠慮なく、日傘を差すことにしました。だって、危ない太陽ですから。日焼け対策ではなく、熱中症対策として、差しています。

▲風をあつめて、巻き起こす

さて、先日は、東京は猛暑の中、東京都知事選挙が行われました。

現職の知事も立候補する中、今回も数多くの候補が立候補しました。

選挙の時、これは、国会議員、地方議員を決める時もそうなのですが。本当に、その候補者は、その耳あたりの良い公約を実行する事ができるのか。ここをポイントに、いつも見ています。

改革とか、変えるぞ!とか、変わらなきゃ!とか、こういった変化を希望する人がたくさんいる一方で、今よりも悪い方向、変な方向に変わって欲しくないと思っている人は、その人数よりも多いと思います。

今よりも良くなる変化は望むけど、悪い変化は望まない。

これは当たり前な感覚だと思うのですが、では誰だったら、今より、より良い変化を実行してくれるのか。本当に実現可能なのか、そこがポイントなんだと思ってます。

そして、そのより良い変化というのもまた、人それぞれですから。1400万人いると言われている都民、1人1人に、それぞれの都合がありますからね。

若者もいれば、高齢者もいて、性別も違って。それぞれが望むTOKYOがそこにあるわけですから。これが全方位、どんな角度からでも、それぞれの都民にとっての“最高のTOKYO”は、かなり難しいと思います。

今回も、風野の周りでは誰がいいのか、様々なところで議論が起きていました。

もちろん、それぞれの角度があるので、一つに纏まる訳ではないのですが。こういった話しが、選挙の時だけでなく、常に起きていく事が良いことなのではないかと思います。

ただ、既存の組織、その中のやり方、当たり前を変えていく事は容易ではありません。

組織の中にいて、改革を試みた人事がある人はとても理解できると思いますが、民間の企業でこのスピードだと、行政の変化はさらに難しいだろうなと思います。

しかし、粘り強くやっていけば、必ず良き方向に傾いていくと思います。

そしてそれは、今までのやり方が悪かったという事ではなく、時代が変わり、より良い方向が見つかったから、そちらに変化していくという事だと思います。

風野がいる、エンターテイメントの世界も、日々、どんどんと変わっていっています。

前の時代の当たり前が悪かった訳ではなくて、より良い方向が見つかったからです。

ただし、それはいきなりではありません。管理する立場の人間が変わり、それがジワジワと現場に浸透していき、変わっていっています。

1歩変えて、一気に3歩変わることもあれば。2歩まで変わって、2歩戻ることもあります。

変化とはこのように進むと思うので、とにかく、対話を忘れず、より良い方向はどこか、それは何かをみんな考えながら、思考を止めずにやっていけば必ず良き変化になると思います。

きっと、それを続けていたら、今よりもっといい風が、吹き続けるから。

それでは、又、風の吹く日に。

『風をあつめて、巻き起こす』は、次回8月2日(金)更新予定です。お楽しみに!!