最近やっと食っていけるようになりました
――大誠さんはラグビーで埼玉選抜キャプテンの経験があります。ラグビー仕事もしていきたい気持ちはあるんですか?
大誠:めちゃくちゃしたいです! ただ、吉本にラグビー芸人のしんやがいるので、あいつとの戦いになるのかなと思います。もし番組があったら、しんやにはボケてもらって、僕はガチの説明側にいければなと思いますね。あと、元コック見習いなんで、料理系の仕事もガンガンしていきたいです。
――大誠さんはバイトを辞めていて、「月笑」の賞金で滞納していた家賃を払ったとお聞きしました。それ以降は払えているんですか?
大誠:年末に家賃が払えなくなって、退去の手続きも進めていたんですよ。長期滞在できる漫画喫茶に住もうと思って、荷物を運んでいたところだったので、優勝できてよかったです。そのあとは、別の大会で優勝した賞金とか、まだ入っていなかったギャラで、どうにか払えていますね。
――トミサットさんも生活はできているんですか?
トミサット:3人で暮らしているので、欲をかかなければ生きていけるというか……。後輩とガールズバーに行っちゃうので、それでお金が飛んじゃいますけどね。
大誠:それは欲をかいてんじゃないの?
トミサット:欲をかいちゃうから、結局は生きていけないんですよね(笑)。
――初めてお二人のことを知った方のために、センチネルの魅力を教えてください。
大誠:ネタを書いていないほうが言うのもあれですけど、ネタが面白いコンビだなと思ってもらいたいです。まだ単独ライブをやったことがないんですけど、ハーフ芸人さんが単独ライブをやると一辺倒になりそうなところを、それがない良さがあるのかなと思います。
トミサット:魅力は人間味ですかね……。
大誠:トミサットは人間味というよりもボケです。逆に言うと人間味はなくて、全部お笑いにしちゃうというか。
トミサット:違うよ? 本当に人間味があんだよ。逆にお前みたいなヤツが一番、人間味がないんだよ。
――(笑)。
トミサット:ただ、今の時代には少ないと思うんですけど、テレビスターにまっすぐ憧れているので、そこは珍しいのかなと思います。
――今度は、お互いに魅力的だと思うところを言い合ってほしいです。
大誠:トミサットはお笑い能力っすね。面白さ、ストイックさ、全部をお笑いにしようとするメンタルの強さがあります。
トミサット:大誠のいいところ……ちょっと待ってくださいね。
大誠:こういうのはスピードなんだよ。「でかい」とかでいいんだよ。
――(笑)。
トミサット:声がめちゃくちゃ良いので、大誠の声にはだいぶ支えられていると思います。僕は滑舌が悪くて、玉突き事故が起きることがあるんですけど、失敗したときも大誠の声でカバーしてもらうことが多いです。