『キングオブコント2024』決勝に進出する10組が、9月12日に発表され、cacao・ダンビラムーチョ・シティホテル3号室・コットン・ニッポンの社長・ファイヤーサンダー・や団・ラブレターズ・隣人・ロングコートダディ(エントリーNo.順)が、小籔千豊がMCを務める記者会見に出席した。

▲『キングオブコント2024』決勝に進出する10組

過去最多3139組がエントリー!

10月12日(土)にTBSで生放送される『キングオブコント2024』。昨年はサルゴリラが歴代最高得点で優勝を果たしたが、今年は勢いそのまま、過去最多3139組がエントリー。そのなかから35組が決勝10組の椅子をかけて、9月5日・6日におこなわれた準決勝に挑んだ。

熾烈な準決勝を勝ち残り、決勝に進出したのは10組。

  • cacao
  • ダンビラムーチョ
  • シティホテル3号室
  • コットン
  • ニッポンの社長
  • ファイヤーサンダー
  • や団
  • ラブレターズ
  • 隣人
  • ロングコートダディ

初出場は、cacao・ダンビラムーチョ・シティホテル3号室の3組。コットンは2022年以来2回目の出場。ニッポンの社長は5年連続の出場。ファイヤーサンダーと隣人は2年連続2回目の出場。や団は3年連続3回目の出場。ラブレターズは2年連続5回目の出場。ロングコートダディは2022年以来3度目の出場となる。

2年ぶりの決勝となるコットンは「前回出場時はビスケットブラザーズさんに、あと一歩のところで負けて準優勝。そこから原田さん(ビスケットブラザーズ)にマウントを取られ続けているんで、ここでチャンピオンになって、同じ土俵に立ちたい」(西村真二)とリベンジに闘志を燃やす。

2年連続5回目の決勝となるラブレターズは「いよいよ、このファイナリスト5回というのが恥ずかしい数字になってきた。これ以上は回を重ねないように頑張りたい」(溜口佑太朗)と決勝常連ならではの意気込みを語った。

▲記者会見でボケ倒す決勝進出を決めた芸人たち

2年連続の決勝進出となる隣人は「なるべく早くキレイに組み立てて、2泊3泊とできるように……あ、これキングオブテントの意気込みでした」(橋本市民球場)とボケると、そこからはファイナリストによる「キングオブコント」大喜利が開始される

5回連続の決勝進出となるニッポンの社長の辻は「5回連続というのは、聞くところによるとKKコンビと同じらしく…」と野球好きらしい独特なコメント。今回初出場となる3人組のcacaoは「うれしいけど、実感がわかない」と若手らしいフレッシュさと困惑が入り混じった意気込みを寄せた。

この決勝メンバーでゴールデンで番組やりたい!

こちらも今回が初出場となるタイタン所属のシティホテル3号室は、爆笑問題の太田光のポーズで登場。決勝が吉本ばかりだと言われるが……という小籔のフリには「おい、キングオブコント! ちゃんと審査してると思うぞ!」(亮太)と呼びかけた。

昨年M-1の決勝に残ったダンビラムーチョは、キングオブコントの決勝は初進出となるが「山梨出身ちゅこんで(ということで)頑張るしかねえずら」と甲州弁で意気込みを語った。

2年連続の進出となるファイヤーサンダーは「今年、いろいろな人に相談させてもらって……ロビンフットのおぐさんとか、野田ちゃんさんとか、みちがえるのたけしさんとか……」と﨑山が言うと、「誰も知らんねん!」と、こてつがツッコみ。小籔は「先輩に支えられているんですね」と言葉を添えていた。

3年連続の出場となる、や団は「得点制とかめんどくさいんで、僕ら9本ネタやるんで、タイマンで勝負しましょうよ」と本間キッドが煽ると、ロングサイズ伊藤が「ルール的におかしいだろ」と冷静にツッコミを入れ、「さっきからなに言ってんだ、こいつ捨ててきます」とボディを入れ、倒れた本間を肩に担いで裏へ。戻ってくると逆に本間が伊藤を肩に担いでいる、というくだりを披露していた。

▲会見はおおいに盛り上がった

会見では、それぞれ思い思いにボケる芸人たちに「記者さん記事にでけへんやろ」「見通しが甘い」と小籔がツッコミを入れつつも、「この会見が楽しいので、決勝メンバーと小籔さんMCでゴールデンで番組をやりたい!」という意見には、「みんなゴールデンになったら、こんな伸び伸びオモロくやれへんやろ、俺も緊張するし」と返していた。

『キングオブコント2024』は10月12日(土)の19時からTBS系列で生放送される。