モッちゃん「ん〜〜〜!! 美味い! やるね〜!!」
モッちゃんが私の自宅で、私の作った“鶏白湯ラーメン”を食べて唸る。
ありがたいことに気に入ってくれたみたいだ。
が、奴は気がついていない。
いま、食べているラーメンが……
半分はラーメンではないことを!!
どう言うことか説明しよう。
彼女が今食べているものの半分はこんにゃくなのだ。
“こんにゃく麺”と言うものをみなさんはご存知だろうか。
彼(こんにゃく麺)は、100gで13 kcalほどしかないという驚異的低カロリーだ。
そしてそんな彼(こんにゃく麺)と合わせる大切なスープ、
このスープをなるべく楽に、かつ美味しく作りたい。
私が編み出した方法は、
耐熱容器に、スーパーで売っている鶏白湯スープを半分(約40 kcal)。
(スーパーに売ってる鍋スープでもなんでもお好みのものでOK!)
その鶏白湯スープに亜門ドミルク(アーモンドミルク)さんを50ml投入(約10 kcal)。
軽く塩コショウで味を整えてレンジでチンして温める。
それを彼(こんにゃく麺)と合わせるわけだが……
もしかしたら、読者様の中にはこうお思いの方もいらっしゃるだろう。
「所詮はこんにゃく麺。ラーメンとは違うし、物足りねーよ」と。
ふふふふふ……
フハハハハハハ!!!
侮るなかれ!!!
そう。そうなのだ。正直こんにゃく麺だけでは物足りない。
彼(こんにゃく麺)だけでは、モッちゃんの「美味い!」を到底引き出すことはできなかっただろう。
ラーメンと騙すこともできなかっただろう。
彼(こんにゃく麺)のポテンシャルは、低カロリーのみにあらず!
彼(こんにゃく麺)を彼(こんにゃく麺)単体で食すから物足りなさを感じるのだ。
よく考えてみてほしい。
彼(こんにゃく麺)は、要は擬態しているのだ。
本来の姿であるこんにゃくから、麺に擬態している。
であれば、擬態の元になっているものと混ぜてしまえばいい。
今回でいえば中華麺。
市販の中華麺製品の半分(めん65g、約110 kcal)を茹でたのち、彼(こんにゃく麺)120gと混ぜ合わせる。
それをスープに入れて食してみると、あら不思議!
そこにはまあまあ大盛りのラーメンが現れたではありませんか!
あとの具材はお好みで。
私の場合はスープをレンチンしている間に、油を敷かなくても炒め物ができちゃう尻昆穂偉琉(シリコンホイル)くん(8話参照)を使ったフライパンで適当に冷蔵庫にある野菜と、鶏胸肉(皮なし)を適量適当に炒めて(約80 kcal)、ラーメンに乗せる。
これで!!
スープを飲み干しても、合計約260 kcalのまあそこそこ美味い擬態ラーメン の出来上がりなのだ!!
あ〜。たまらん……。
彼(こんにゃく麺)がスープと絡み合っている。
絡み合い、まるでダンスを踊っているよう。
あ〜、至福。
さながらハリウッド映画のワンシーンのように、私の中で踊る渾若(こんにゃ) 九免(く麺)さま。
そして、彼は、私と踊りながら、こう言うのである。