キャスター、タレントとして活動する中川絵美里が、4月にリニューアルしたワニブックスのウェブサイト「Newsクランチ!」にて5月より新連載をスタートさせる。
趣味のカメラを使って、仲の良い方々を、彼女自身が考えたコンセプトとシチュエーションで写真におさめるこの連載。第一回は、同じ事務所で親交の深い鷲見玲奈を撮影する彼女に、連載への意気込みとカメラとの出会いについて聞いた。

ハマったきっかけは稲垣吾郎さん
――ワニブックスのウェブサイト「Newsクランチ!」にて中川さん撮影による連載がスタートします。今の心境をお聞かせいただけますか?
中川:3、4年前からカメラに興味を持ち始めて、趣味で撮っていたんですけど、こうやってお仕事になるとは思っていなかったので、本当に驚きです。ただ撮らせていただけるのであれば、しっかり良いものを撮っていきたいな、と意気込んでいます。
――もともと、カメラを本格的にはじめられたきっかけはなんだったんですか?
中川:私が今もレギュラーで関わらせてもらってるラジオ番組「THE TRAD」(TOKYO FM)でご一緒している稲垣吾郎さんが、凄くカメラ好きなんです。そんな稲垣さんに「最近フィルムに興味があるんです」というお話をしたところ、“じゃあ、最初にぴったりな1台をプレゼントするね”とフィルムカメラを1台いただいたんです! そのお気持ちが凄く嬉しくて、そこからまた、よりカメラに熱中するようになりました。
――稲垣さんのおかげですね!
中川:そうですね! 特にフィルムの質感にすごく心を奪われて。フィルムで撮ると、何気ない風景でもとても素敵に写るな、と思ったんです。もともと積極的に出歩くタイプではなかったんですけど、写真を撮るために家の周辺を歩くだけでも発見がいろいろあって、よく散歩をするようになりました。ただの道路標識でも、この角度で撮ったら光がこう入るんだ、素敵だなとか、発見も相まって、どんどんハマっていった感じです。
――今、標識というお話が出ましたが、普段はどんなものを撮っているんですか?
中川:道に咲いたお花とか、道路、空も撮ります。仕事現場にもカメラを持っていって、人物を撮ったりもしています。

連載で自分の写真の色を見つけていきたい
――今回の連載は人物を撮っていただきますが、中川さんが被写体として人物を撮る時に意識している事はありますか?
中川:これは自分の癖なのかもしれないんですけど、人物を撮る時は寄りのカットを撮りがちなんです。それはちょっと気をつけないといけないんですけど、個人的にはその場の空気感を写真に収められたらと思っていて、そうなると表情を捉えたくて、どうしても寄りのカットが多めになってしまうんですよね(笑)。それは編集者さんに指摘されたので、気をつけようと思うんですが、私は「撮ります!」と言って相手の方を構えさせるよりかは、会話の流れで自然な表情を引き出すのが理想なので、この連載でも自然な表情を撮れればいいな、と思っています。
――連載では中川さんが撮った写真を皆さんが見ることになると思うんですが、そこに恥ずかしさなどはないですか?
中川:たしかに、自分が撮った写真を見せるのは、プロの方も含め私より全然上手な方がいる中で、少し緊張するところはあるんですけど、純粋に私の周りにいらっしゃる先輩や後輩、お友達を魅力的に紹介したい、その想いが強いかもしれないです。先ほども「普段見ていた風景でもカメラで切り取る事によって、新しい発見がある」ということをお話したんですけど、その方のまた新たな一面を引き出せたら、私自身もその方の新しい魅力に気付けたら、と思ってます。
――最後に、この連載への意気込みをお聞かせいただけますか?
中川:こうして連載が決まって、カメラと写真について、プロの方や編集者の方々からお話を伺っていくと、例えばこの人の撮る写真はこういう特徴があるよね、とか、この光の感じはOOさんだよね、というのがあるということを改めて知ったんです。ただ、私は実はまだそこまでそういう細かい所をすべて理解できていないですし、私の写真にそういう色というのはまだない状態だと思うんです。なので、この連載を通してひとつ、私の写真はこういう色がある、というのを見つけられたら良いなと思っています。
※連載は5月よりスタート! 記念すべき第一回は公私ともに親交の深い、鷲見玲奈さんが登場! 乞うご期待!

身長:153㎝
出身地:静岡県
血液型:B型
学歴:常葉学園橘高等学校音楽科 卒
趣味:スポーツ観戦(サッカー、野球)、フィルムカメラ、古着巡り
特技:チアダンス、護身術
資格:JFAサッカー4級審判、JFAスポーツマネージャー(GRADE2)、野球知識検定
X(旧Twitter):@emiri_nakagawa、Instagram:@emiri_nakagawa