おはようございますこんにちはこんばんは、コンテンツプロデューサーのTPこと高橋です。「TPコーポレーション東京X」という変な名前の会社の社長をやらせてもらっています。

いつもは番組プロデューサーと書いている自分の肩書きを、今回は「コンテンツプロデューサー」というかなり胡散臭い横文字にさせてもらったんですが、それには訳があります。

弊社は日々、新しい仕事先を探したり、コンテンツ業界をはじめとする自分たちに関係する業界の現状を知るために「展示会」というものに頻繁に通っています。僕は正直、社長になるまで「展示会」の存在自体を知らなかったんですが、これがなかなか面白い空間なんです。

コンテンツ業界の端くれ、自称「コンテンツプロデューサー」として、「コンテンツ東京2025」という展示会に行ってきたので、その内容を紹介したいと思います。

▲「コンテンツ東京2025」会場の「東京ビッグサイト」の桜井さんとTP

「デジタルサービスも束になったら可視化される」

ここでいう「展示会」とは、企業が自社製品やサービスをアピールするために提供される場所のこと。アパレルブランドの展示会などとは意味合いが違うのでご注意。

企業ごとに大小さまざまなブースを設営し、新製品を展示したり、モニターを使って紹介したりしています。「東京ビッグサイト」や「幕張メッセ」など、デカくてだだっ広い場所で行われ、大きいものだと数百もの企業が集まって行われます。

僕がコンテンツプロデューサーとして足を運んできた「コンテンツ東京」とは、「6つの展示会と1つのエリアから構成され、コンテンツビジネスを支えるあらゆる要素が出展する大規模国際総合展」です。これはさすがにコンテンツビジネスマンの端くれとして、行かないわけにはいかないので、昨年夏に続いて社員全員で参戦してきました。

物理的に「コンテンツの量」を感じられる貴重な場所

コンテンツ東京は東京ビッグサイトのほぼ全面を使って行われるので、かなり歩き回る必要があり、体力勝負となる。西館1階を見終わったとて東館1階が残っているし、どっかの館は4階も使っていた。「はなれ」みたいな謎のスペースでもやっていた気がする。

そもそも、ビッグサイトのデカさがすごい。なんだこの建物。 建物の大きさに比例して、出展ブースの数も900近いとのことで、凄まじい。

よく昨今「コンテンツ供給過多」だと言われるが、物理的にコンテンツの量を感じられるのはかなり稀だ。「デジタルサービスも束になったら可視化される」これはコンテンツ東京の大きな魅力のひとつである。なのですべての企業ブースをチェックするのは不可能で、ある程度狙いを絞らないと大変なことになる。まるで万博じゃないか!

僕も昨年初めてコンテンツ東京に参戦した際、右も左もわからず、ほぼ全部のブースを見ようとして、その日の歩数が30000歩を記録したことがある。

社長は「VIP」

今回僕は事前登録で肩書きを“代表取締役”にしていたため、なんとコンテンツ東京側から「VIP」として扱われた。自分専用の名札に「VIP」と記載されていてかなり気分がよかった。

基本的には出展企業側が商談を持ちかけやすくするためだと思うのだが、そんなことはどうでもよく、VIPは、会場にいくつか点在している「VIPラウンジ」にも入ることが許される! 憧れのラウンジ! エグい!! VIPラウンジには【コンセント】【WI-FI】【冷たい飲み物】が用意されている。人によっては「そんなもんかいコンテンツ東京!」と紅白歌合戦のVaundyよろしくヤジられそうだが、コンテンツプロデューサーとしてこの3つは「三種の神器」と言っても過言ではない。

僕はテンションが上がりまくって、VIPラウンジを見つけるたびに無駄に立ち寄り、飲み物を飲んでいたため、帰る頃にはおなかがたぷたぷになっていた、おそるべしコンテンツ東京。