葛藤を全部乗せながらパフォーマンスしたい!

――そのワンマンで新曲『アオバ』が公開になります。すでにMVは公開されていますが、皆さんにとってはどんな曲でしょうか? じゃあ芹沢さん。

芹沢:ハァアァ〜ッ!!!!(叫)

――毎回入るんですかそれ!!??

芹沢:もしみんなと解釈違ったら申し訳ないんだけど、私が思う『アオバ』は、結構“夢”って言葉が出てくるなって思ったんですけど、1人1人持ってる夢があって、その夢が1つにまとまって、まとまったみんなで頑張る! みたいな感じ? 合ってる? 合ってる!? 初めて聴いた時に号泣しちゃったくらい心に刺さった曲なんですけど、この曲をどう伝えるかは私たち次第だと思うので、大切に育てていきたいです!

〇ハルニシオン「アオバ」Official MusicVideo

福間:『アオバ』は伊藤賢さんという作家さんに作って頂いた曲で、私はもともと伊藤さんの曲が大好きで、まず伊藤さんの曲を歌えるってだけですごい嬉しかったです。ハルニシオンの曲は、頂くたびに自分の中にある感情とリンクする歌詞があるんですけど、『アオバ』は特に、自分が苦しかった時期、自分が1人だって思ってた時期に聴きたかったって思いました。『アオバ』の主人公は、仲間を見つけて夢を見つけて、自分は1人じゃないって気づいていくんですけど、私はすごく共感する部分もあるし、昔の自分と変わってない部分もあるし、そういう葛藤を全部乗せながらパフォーマンスしていけたら、同じような気持ちの方々にも響くんじゃないかなって思ってます。

――素晴らしいですね。いろんなグループの中でも、ハルニシオンさんはパフォーマンスの瞬間瞬間に感情がすごい乗ってる印象があって。それは個々人でやってるのか、みんなでこうしようって相談してやってるのか、それとも何か自然にそうなっちゃってるのか、どんな感じなんでしょう?

福間:その3つ全部な気がします。曲によってはレッスンの時にディスカッションして、“1番は1人で戦ってる感じだけど、2番は仲間を見つけた感じだよね”とか。“だったら1番は決意を込めた表情で、2番は喜びとか叫びとかを表現する感じで”とか、気持ちや表情を統一しようって言ってる曲もあれば、これは全部それぞれの解釈でやっていこうって曲もあって。

来海:デビューの時の5曲とかは、最初にみんなで話し合って表情とかストーリーをきっちり考えてやってたんですけど、最近は最初各自でやってみて、“これで合ってるかな?”って途中ですり合わせる感じが多くなった気がする。

来海とい(くるみとい)10月1日生まれ。千葉県出身。

村瀬:同じ曲をやっても表現がどんどん変わるのがライブだと思うので、芯の部分だけしっかり共有して、あとはその時にしか出せない感情を出して、世界観を広げていけたら理想的ですよね。みんなそれぞれ自分の表現ができるようになってきてるから、いろんな表情がこれから見られると思います。

――意識の高さ凄い・・・。“ライブが良い。人気が出てる”ってグループには、ちゃんとその分の背景があるんだなって、めちゃくちゃ納得がいきました。

さて、そんな皆さんの個々のキャラクターも紹介できたらと思うので、1人のキャラを他のメンバーが説明する他己紹介をやりましょう。まずは福間さんはどんな人ですか?

来海:詩人!

――いきなりすごいな(一同爆笑)。

福間:恥ずかしい!

来海:さっきの話聞いても分かると思うんですけど、あち(福間)は自分の気持ちとかいろんなことを言葉にするのがすごく上手なんですよ。私は下手なので本当に才能だと思います。感性が鋭い感じ。その雰囲気が見た目にも滲み出てるんですよね。“奥ゆかしさ”っていうか・・・?

――来海さんもうまいじゃないですか! あともう1人ぐらいどうでしょう?

村瀬:じゃあこうしませんか? 今ちょうど丸く座ってるので、その人のことを両サイドの人が語っていく! ちょうどといさんとあちも隣だったし。

――見事な仕切りだ(驚)!!! それでお願いします! では馬場さんどうでしょう?

馬場:あちは、顔がちっちゃい!! 本当にビックリするくらいちっちゃい。あちはベレー帽の衣装が多くて、とてもよく似合うんですけど、時々どっちが帽子でどっちがあちか分からなくなるんですよ(真顔)。

――んなわけあるか(笑)!! そう言う馬場さんは?

福間:さやまるはすごい、1番イメージとギャップがあると思う。他のメンバーもお喋りで、私はそれを聞いてることが多いんですけど、さやまるは一番お喋りで。本当にず〜っと喋ってる!! しかもちょこちょこ小ボケを入れてくるんですよ! そのしょうもないボケを、全部村瀬が拾って突っ込み続けて、それを見てるのがとても楽しいです。

――確かに自分も今思わず突っ込みましたね。

村瀬:こっちの目を見てちっちゃくボソッとボケてくるんですよ(一同爆笑)。基本私以外みんなボケで、ずっとボケを重ね続けて、私がそれをツッコミ続けてるんですよ。そのボケを最初にやる始まりの元がいつもさやまる。世間の人には真面目な部分しか伝わってなくて、そういうふざけた面はあまり知られてないんです。

芹沢:でも本当に真面目だよね。準備がいつも一番早いもんね。確かにギャップがすごい。