2020年の結成より、その過激かつ変幻自在な音楽性とコンセプトで楽曲派シーンのトップを走り続けてきたSITUASION(シチュアシオン)。この8月にオリジナルメンバーの西野愛望と増田葵奈が相次いで卒業するという大きな危機を迎えながらも、間髪入れず9月2日に新体制お披露目ライブを敢行! 新メンバー2人を含めた5人の、決意新たな今の声をここに!!

新体制お披露目ライブで11曲中新曲9曲!?

――まずはオリメンの3人に、西野さんと増田さんの卒業について伺えればと思います。

愛実:一昨年の暮れに1人卒業して6人から5人になったんですけど、その後はずっと5人で、この5人でやっていくって気持ちがすごいあったから、かなり驚きました。もう、これからどうしたらいいんだろう? って。

――それは技術面なのか気持ちの面なのか・・・?

愛実:気持ちです。

杏優:あの5人じゃない未来を最初は考えられなくて、受け入れるのには時間がかかりました。

輝菜:なんか〜、うん・・・。どうしよう今後の人生? 生きていけるかな??

――そこまで!!?? そこからどうやって気持ちを切り替えていったんでしょう?

杏優:私は、自分がやめようって気持ちは少しもなくて。これから先に進んでいかなきゃいけないなって思いました。まだやりたいこともあるし!

愛実:私はもうとにかくSITUASIONの音楽が大好きで。だから何としてでも続けたいし、大人の人たちがSITUASIONのためにすごいちゃんと動いてくれてるので、表に立つ人間としてそれに応えたいなって気持ちがあって。

――今後の人生見えなくなってた蒼井さんどうでしょうか?

輝菜:輝菜からシチュを取ったら何もないなって思って・・・。ここで止めるのは悔しいし、もったいないな。続けるしかないなって!

蒼井輝菜(あおい ひな):2002年4月26日生まれ。神奈川県出身。

――良かったです。新メンのお2人は、加入以前にSITUASIONのことはご存知だったんでしょうか? ご存知だったらどんなイメージだったのか?

華琳:もちろん知ってましたし、ライブも見てました。楽曲も強いし、ライブも強い! ってイメージ。

――とはいえ他のアイドルとはレベチな尖り方だと思うんですけど、それも大丈夫だった感じですか?

華琳:カッコイイって思ってました。あそこまで頭をブンブン回す人たちを見たことなくて・・・。

――そこか(一同笑)!!!

華琳:すごいなって思いました。私、自分から事務所に応募したんですよ。アイドルをやってなかった期間が1年半くらいあったんですけど、その時期の自分が全然生き生きしてなくて、やっぱりアイドルをやりたいって思ってオーディションを探してたときに、事務所のALLYOUNEEDSのオーディションを見つけて、西野さんが卒業することは知ってたので、 “これはもしかしたら・・・”と思って・・・。面接のときに“第一志望は?”って聞かれて“できればSITUASIONさんに入りたいです”って答えました。

大月華琳(おおつき かりん):2003年9月15日生まれ。愛知県出身。

――花音さんはどうでしょう?

花音:“パフォーマンス集団”ってイメージでしたね。自分はライブを見たことはなかったんですけど、共演したアイドルの子から聞いた印象で。音楽はすごいカッコイイなって思っていて。加入の話を頂いたときに初めてライブを見に行かせていただいたんですけど、思ってたよりも倍くらいカッコよくて! ステージからの覇気がすごい!! 本当にライブに本質があるグループだなっていうのを感じて、入りたいって思ったんですけど。もうすでに増田葵奈さんの卒業も決まってたので、大きく変わる時期だから生半可な気持ちじゃ入れないなって思ったし、自分のアイドル人生でも次が最後のグループだなって思ってたので、1週間考える時間を頂いてから、決意しました!

――あれっ? ということは花音さんが入ったのはかなり最近??

杏優:もう本当に! 花音ちゃんが練習に参加してから、(振りと歌を)入れた曲数が半端ない!!!

――9月2日の新体制お披露目ライブに向けてってことですよね。ちなみに何曲くらいですか?

杏優:2日は既存曲で2曲で、新曲が・・・。9曲?

――ちょっと待って!!!! 新曲9曲ってどういうことですか!? 新体制お披露目で11曲中新曲9曲ってこと!?

杏優:本当に2日のライブでガラッと変わります! 全てが変わる。

杏優(あゆ):2002年7月11日生まれ。東京都出身。

――そんなのアイドルでもバンドでも聞いたことないですよ!! 絶対お客ポカーンじゃないですか!!!

輝菜:多分めっちゃ悪い意見も出ると思います。

――ってことは花音さんは練習に参加してから超短期間で11曲マスターしたと・・・。

杏優:本当に頑張ってくれて!

輝菜:華琳ちゃんはちょっと前に入ってくれてたけど、やっぱり大変だったと思う。こんな子たちいないですよ!

杏優:今話を聞いてて、ちゃんと覚悟を持って来てくれてるのが伝わるし、本当に嬉しい!