9月28日(日)、俳優・荒木飛羽の10代最後の姿を収めた写真集『20』の発売記念イベントが、東京・HMV&BOOKS SHIBUYAにて行われた。今回は、イベントに先駆けて行われた会見の様子と、イベントの様子、そしてイベントを終えた直後の感想をレポート。この日が自身の20歳の誕生日ということもあり、人生の節目を迎えた荒木に様々な質問が投げかけられた。

15歳のころとあんまり変わっていない!?
――写真集20が明日29日、発売になります。今のお気持ちをお聞かせください。
荒木:20歳になって写真集を出させていただけることに、本当に感謝していて、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。
――『20』は10代最後の姿を詰め込んだ作品になります。15歳の時に写真集を出されていて、今作はセカンド写真集になりますが、約5年間の期間がすぎて、ご自身で成長を感じた部分はありましたか?
荒木:成長というか、時の流れを感じたことなのですが、この前、弟に会った時に、「最近、幼稚園どう?」って聞いたら、「もう小学校4年生だよ」って言われて。そこでハッとしました。弟の成長で自分の成長も感じました。
――写真集をご覧になっていて、表情とか変わったなとか、そういった部分はありましたか。
荒木:15歳の時と変わったというか、逆に同じだなっていうシーンが多いなと思いました。スイカバーを食べているシーンがあるんですけど、15歳の写真集にもスイカを食べているシーンがあるんですけど、表情があんまり変わってなくて、成長してないのかな? みたいなところもありました(笑)。
――撮影で楽しかったこととか、大変だったなって思ったことはありましたか。
荒木:全部すごく楽しかったんですけど、弟と撮影したシーンが楽しかったです。一番、自分の素の表情が出たんじゃないかなと思います。

――今回、写真集でこだわった部分はありますか。
荒木:僕のお気に入りのページでもあるギターと一緒に撮影したシーンです。自分が好きな漫画や趣味を詰め込んでいるページで、このシーンに合うギターをリクエストさせていただいて、用意していただきました。他にも、エフェクターは自分の持っていたりして、一番多分自分のこだわりが詰まってるシーンです。

――本日28日が20歳のお誕生日ということで、おめでとうございます。20代はどんな年にしていきたいですか?
荒木:今までと変わらず、楽しい1年にできたらなと思っています。
――朝起きた時、ご自身の中で何かありましたか?
荒木:朝起きた時は特にはなかったんですけど、0時に友達とオンラインでゲームをしていて、いつの間にか誕生日を迎えていました。ゲームが終わってから、その友達から「28日になってるじゃん、おめでとう」って言ってもらったんですけど、意外とすんなり20歳になってしまいましたね(笑)。

――今回写真集に自分で点数をつけるとしたら何点ですか?
荒木:もちろん自分の中では100点をつけたいですけど、ファンの方にも認めていただいて、もっと高い点数をつけていただけたらなと思います。
――写真集の見どころを上げていただくとしたらどんなところでしょうか?
荒木:見どころはやっぱり、自分のすごいこだわりを詰め込んだギターを弾いているシーンと、やっぱり弟とのシーンは自分の笑顔がたくさん出ていると思うので、そこをぜひご覧いただきたいです。自分の10代最後、成長をぜひ見ていただけたらと思います。

ファンの方と楽しくコミュニケーション
今回のイベントは、写真集を荒木本人から直接ファンに手渡しするという内容で、多くのファンの方が会場に列をなしていた。荒木は、イベント開催が決まった当時、「僕、そんなにたくさん喋れるかな」と、言っていたが、実際イベントが始まるとファンのみなさんとの会話を楽しんでいた。
荒木の出演作についての感想を話してくださる方と撮影の時の思い出を話したり、好きな音楽の話や、荒木が自分でもしょっちゅう作るというほど好きなオムライスの話など、自然な楽しい会話が繰り広げられていた。
また、改めて誕生日の当日に会えるイベントということもあって、たくさんのファンから「お誕生日おめでとうございます」と、直接お祝いの言葉をもらって、荒木も嬉しそうな様子だった。