「ライブをしたくて仕方ない!」というピュアな想い
――それは頼もしいですね。何か歌うことが楽しくなるきっかけがあったんですか?
星野 これも秋のツアーの話なんですけど、アンコールの1曲目をくじ引きで決めていたんですね。それぞれソロ曲やユニット曲をくじに書いていたんですけど、私はまだ、ソロ曲もユニット曲もいただけてなかったので、同じ事務所のTEAM SHACHIさんの「シャンプーハット」を入れていたんですね。くじに当たったら、私がひとりで「シャンプーハット」を歌うんですけど、そのときにファンのみなさんがすごく褒めてくださって。それが私にとって大きな自信につながりました!
――これは今後の活動が楽しみですね!
星野 もう不安はありません! 今はとにかくライブがしたくて仕方ないです。最初のころは「できないんだから仕方ない」と言い聞かせてきたんですけど、最近ではもうウズウズしちゃって、お家でもケータイから曲を流して、ひとりで歌ってます、アハハハ!
――もうひとつ、ばってん少女隊は「原点回帰」といいますか、昨年から九州での活動に力を入れています。初めて興味を持った方に誤解があると困るので……他のメンバーはみなさん九州出身ですが、星野さんのプロフィールだけ「東京都出身」となっています。
星野 そうなんですよ。生まれたのは東京なんですけど、幼稚園の年長さんのときに福岡に来ているので「東京生まれ、福岡育ち」になります。ほとんど東京に住んでいたころの記憶はなくて、物心がついたときにはもう福岡にいたので……。
――事実上、福岡出身ですね!
星野 それとお父さんの趣味が登山なので、お休みの日にはよく県外の山に遊びに行ったりもしてました。新幹線で鹿児島に旅行したこともあるし、九州は小さいころから本当にいろんなところに行ってますね。あと福岡ソフトバンク・ホークスが大好きです!
――それはお父さんの影響ですか?
星野 はい。東京に住んでいるときから、交流戦のときには私を連れて神宮球場に観戦しに行っていたみたいです(笑)。今もお父さん、お母さんと一緒に球場に行ったりしますよ。だから蒼良が、というよりも家族全員でホークスが大好きって感じですね。私は石川(柊太)投手を応援しています! 石川投手はばっしょーのライブにも来てくださるので、やっぱり登板していると応援しちゃいますよね。
――石川投手はあーりん(ももいろクローバーZ・佐々木彩夏)推しとしても有名ですが、ばってん少女隊と一緒にぜひ九州を盛りあげていってほしいですね。なによりも星野家の仲の良さが伝わってくるエピソードでした。
星野 いまお父さんは単身赴任で東京に住んでいるので、たまに家族3人が揃ったときには、ライブをやっているときと同じレベルで「幸せだなぁ~」って思います!
2003年11月14日生まれ。東京都出身。趣味は読書。特技は逆立ち、ドッヂボール。福岡ソフトバンク・ホークスをこよなく愛するメンバー最年少。「歌」という明確な目標を見つけた今、その存在感は輝きを増すばかりだ。
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