中井 泉

1953年、東京生まれ、化学者。東京教育大学理学部化学料卒業、筑波大学大学院化学研究科博士課程修了。理学博士(筑波大学)。東京理科大学名誉教授。同学理学部応用化学科教授、グリーン&セーフティ研究センター長等を歴任。前日本ガラス工芸学会会長。ポータブル分析装置を使って、エジプト、トルコなど世界の考古遺跡・博物館で文化財をその場で分析し、物質史の解読を行う。その他、分析化学、鑑識科学、結晶化学、鉱物科学など多岐にわたる研究を展開。周期表のすべての元素を研究対象とする。おもな著書に『蛍光X線分析の実際第2版』(朝倉書店、2016年)など。