いずれは…良質なアウトプットを
このような経緯があり、
今読んでいるのが『13歳からのアート思考』という本です。
まだ私も読み進めている途中ではあるのですが、この本から教わることは、
アートとはこうだ!!ではなく、
多くの人が、無意識に今までの人生で形成されてきた固定観念や一般論のフィルターを通して作品を受け止めているから、本の中で提案されるレッスンなどを通して、
『一見無茶苦茶な絵に見えるけれど、
一般的に知られている絵の技法を
作家がこう解釈をして、こういう意図があったから、結果的にこの表現にたどり着いたのではないか。とも考えられるよね。』
といった新たな受け止め方の可能性を広げる提案をしてくれるような本に思います。
広い目で見ると、
それこそ芸術に限らず、普段の私たちの日々の行動や、言動だって色んな表現ができるし、色んな推測をしますから芸術だって、受け止める側に違う解釈があってもおかしくないはずだし、そもそも一つの答えががあるわけではないから、自由度が高いものだなと理解できます。
今絶賛されている作品だって、
発表当時は、そのとき良いとされていた芸術の
アプローチと違っていたが故に、酷評されるものもあったそうです。
その当時の一般論のフィルターが、
人々にかかっていた事のわかりやすい事実ですよね。
とは言え、こんな形でつらつら書かれても、
違う目線で見なければいけないのかな。と
逆に変なプレッシャーを与えかねないと思いますし、単純に『なんか好き!!』で全然良いと思いますし、なんなら、そもそも鞘師は『なんか好き!!』側の人間だし、、。
ただ、こう本を読んで思ったのは、
そう言えば、
いつも応援してくださってる方々が、
なんで私のことを応援してくれるのか、
どういった部分を好きなのか言葉にしてくださる時、本当に上手に表現してくれているなと気づいたんです。
私は好きなことやものについて、
分かりやすく語れたり、
言葉が次々でてくるタイプではないと思っているので、もっと届きやすい言い方があるよな〜とモヤモヤすることも多く、皆さんを尊敬します。
一人ひとり、それぞれの言葉の表現で気持ちを伝えてくださることが、
いつも胸に響きます。嬉しいです。
という皆さんへのラブレターのような終わりになってしまいました。笑
私も見習いたいと思います。
ふふふ。
〇鞘師里保インスタグラム