今年3月には『コスプレ格闘ポーズ集』のモデルを務め、日本の映画に初出演することも決まり、さらにはミスiDで大郷剛賞を受賞するなど話題のイ・リン! 父親の影響で武道一色の青春時代を送り、大学卒業後は韓国で芸能活動をしていたが、2年前から日本へ。そんな彼女の素顔に迫るインタビューをお届けします。

▲ミスiDでも大注目のイ・リン「戦隊モノや特撮系に挑戦したい」

コスプレ・エクササイズ連載が話題に!

――韓国でアイドル活動をしながら、日本で新たなスタートを切るキッカケはなんだったのでしょうか。

リン 韓国や中国でやっていたゲームのイメージモデルや、コスプレの写真をSNSで発信していたのを見ていてくださったサンケイスポーツさんから連載のお話をいただきました。内容は、コスプレの写真をとともに、“こんな運動をするとお腹が引き締まりますよ!”“こうするとダイエットできます”みたいなフィットネスに特化したコラムで楽しみながらやってました。

――鍛えることのプロですから、ちゃんとやれば効果が出そうですね。

リン トレーニングの仕方で体ってすごく変わるんです。今の体になる前、結構ムキムキに仕上げたこともあるんですよ。最初はそれがかっこいいと思って男性用の筋トレも取れ入れて体を作っていたんですが、すごくゴツくなっちゃって。シックスパックを作ったときは、みんなから「ちょっと怖い」とも言われました(笑)。それでキツイ筋トレをこなす体ではなく、女性らしさを活かした体は作れないかと考え始めて、メソッドを作り始めました。そんなこともあって、私の体は大きく分けて3回変わりました。

――毎日どのくらい、どのようなトレーニングをしているんですか?

リン テレビを見るときはプランクの姿勢をしたり、腹筋の運動をしたり。10回でもいいからやろうと思います。

――10回もやるんですね。

リン いえ、10回だけでもやろう! いつもこんな考え方です。本気でトレーニングしたら基本的には3時間くらいやってしまいます。今はトレーニングは週3回くらいですが、毎日1日30分は必ず歩こうと心がけてます。

――歩き方にもコツがありそうですね。

リン 腕を90度くらいに維持して、腕を大きく振りながら、二の腕など気になるところを意識しながら歩くんですが、これは結構しんどいです。でも続けるうちに肩の筋肉がきれいになりますので、二の腕が気になったら絶対おすすめします。

▲本物のパフォーマンスは圧倒される

――服を着ておとなしく座っていたら、こんなに運動能力が高く、トレーニングしている体とは想像できません。

リン 韓国にいるときの話なんですが、電車の乗り換えのところで私のうしろにぴったりくっついているおじさんがいたんです。最初は気のせいかなと思っていたんですが、急に太ももを触られたんです。ピアノひくみたいにタタタタタンって(笑)。私はかなり怒って「私の太もも触ったんでしょ!」と言って、おじさんの手を掴んで合気道の技で抑え込んだら、おじさんが身動き取れなくなって。

――痴漢を捕まえたんですね。

リン そしたら、おじさんが「触ってないです」と言うから「こうして触ったじゃないですか!」と言い合いになって。すると周りにいたおばあちゃんたちが「もう、かわいそうだからやめてあげて」となって手を放しました。そのころは毎日山を登ったり、朝9時から12時まで運動してから大学の授業を受けて、夕方5時から夜の9時くらいまで訓練してるときでしたから(笑)。