「世界でも活躍できる!」とミスiDでも太鼓判
――『イ・リンのコスプレ格闘ポーズ集』は、まさにリンさんの得意なことが詰まった1冊で、どのポーズも決まっていました。
リン すごく楽しいお仕事でした! 思いっきり格闘のポーズができて、もっと多くの皆さんに見ていただきたいです。
――韓国から翻訳版のオファーも来ているそうですね。
リン まだ正式に決まったわけではないのですが、準備をしているところです。
――一番好きなコスプレはなんですか?
リン 『ファイナルファンタジー』のティファ・ロックハートが好きです。
――どんなところが好きですか?
リン 武器より自分の手や足を使って戦うキャラクターですごく魅力的。しかも美少女です。体のバランスも最高ですし、かわいい見た目とのギャップもよくて憧れています。女性は自分の憧れに変身できるとうれしいですよね。そんな感じで楽しんでいます。
――コスプレ以外にミスiDのほうでも話題になっていましたね。ファイナリストに残り大郷剛賞も受賞しました。おめでとうございます!
リン 2年くらい前に韓国のファンの方からミスiDのことを教えてもらったんですが、そのときは応募が締め切られていて、次は絶対に応募しようと狙っていました。
――一般的なオーディションと違って1年がかりの長期戦でしたが、そのなかで印象深い出来事はありましたか?
リン たしかに期間としては長かったですが、私としてはすごく楽しい時間でした。アピールする機会をたくさんいただけて、たくさんの人に見ていただく機会をもらったような感じです。1年を通して注目してもらえるのはありがたかったです。
――疲れている日や気分の乗らない日も頑張っているのだろうと勝手に想像しておりました。
リン やはり見てもらえることが嬉しかったですし、かわいい女の子を見るのも楽しかったです(笑)。
――ライバルの様子も楽しく見ていたんですね。
リン はい。見て学ぶところも多かったんです。こういう感じで配信するといいなとか、こういう感じでファンの方に対応しているんだ……とか。すごく勉強になりました。
――結果、選考委員のおひとりである大郷剛さんの賞を受賞されました。受賞の理由はなんだったか聞きましたか?
リン 韓国からひとりで来て頑張っている姿と、アクション・グラビア・コスプレと、いろいろできること。そして海外でも活動できる可能性がある、とすごく褒めていただけて光栄でした。そのお礼をきちんとお伝えしたかったんですが、ステージに上がったらパニックとうれしさで「うっうっ」と涙があふれ出てきてしまって……。賞をいただけて幸せでしたが、これからが新たなスタートだとも思っています。