笑顔を通して個々の才能を呼び覚まし発信していく「プレイヤー」「クリエーター」を発掘・育成していく『美笑女グランプリ2021』。2回目の開催となる今年は「#笑顔覚醒」をテーマに「笑顔を作り出したい!」「笑顔でみんなを幸せにしたい!」という13〜23歳の女性を募集。エントリー総数1162名の中から、山中菜々子さんがグランプリに選ばれた。

▲MCを務めたのはスペシャルサポーターの井上裕介(NON STYLE)と吉田朱里

大好きな芸人さんたちと仕事ができるよう頑張りたい

決勝大会は6月12日(土)に開催され、TikTok動画での審査によって選ばれた、天野穂・乾らいむ・辻千晴・中村凛々子・西あげは・堀口叶夢・堀口愛叶・正岡日向・山中菜々子の9名が出場した。

ファイナリストたちは、ジャンルを問わずに“得意なこと”で魅力をアピールする「特技審査」、落ち込んでいる友だちを励ます方法をアドリブで披露する「笑顔にさせる力審査」に挑戦。そして『美笑女グランプリ』名物とも言える「手紙朗読」では、審査員が思わずもらい泣きする場面も。

審査員特別賞は、堀口叶夢さん・愛叶さんの姉妹が揃って受賞。仲よくトロフィーを受け取った2人は「一緒にとれたのが、すごくうれしいです!」と声を揃えてコメント。

▲審査員特別賞は堀口叶夢・愛叶姉妹 

準グランプリは、14歳の西あげはさん。特技審査のダンスではミスをしてしまったそうで「名前が呼ばれて、すごく安心しました」と涙ぐんでいた。

▲準グランプリに選ばれた西あげはさん

そしてグランプリに選ばれたのは、山中菜々子さん。「(発表を待っている間)“ちゃうな”って思って立っていたので……一瞬、自分の名前を忘れました」とひと言。続けて「うれしいです」と喜びを噛みしめていた。

▲グランプリに輝いた山中菜々子さん

終演後の囲み取材では「今は(スタートラインに立つ前に)靴を履きかけたぐらいの感じだと思うので、ここから全力で走っていきたい」と語り、特技審査ではパワフルなチアダンスを披露していたが、現在は大学に通いながら小中学生にチアの指導も行っているとのこと。

そして、月に何度も劇場に通うお笑い好きの一面もあるようで、令和喜多みな実・爛々・衹園・見取り図・アインシュタイン……と、好きな若手コンビの名前を次々にあげて「大好きな芸人さんたちとお仕事できるように頑張りたいです」と目標を掲げていた。

審査委員長の小籔千豊は「自分はカスやと思って努力し続けることが大切。人は人、自分は自分。あなたのなかで100%努力して、結果はどうあれ“よかったな”と思えるように過ごして。イキらず謙虚に頑張っていただけたら」と、辛口ながら熱いエールを送った。

▲『美笑女グランプリ2021』