可愛いりんたろー。のメイド、セクシーな兼近の炭治郎

続いては企画コーナーの『早着替えサビDancing』。今回のくじでは、りんたろー。がメイド、兼近が『鬼滅の刃』の竃門炭治郎を引いた。

りんたろー。は「メイドはキツイぜ! 禰豆子にしてくれよ!」と悲鳴を上げたが、キツさにおいてはどっこいどっこいだろう(すいません)。りんたろー。は自分を禰豆子になぞらえ「俺を入れてくれよ、箱の中に」と言うも、兼近は返す刀で「入らねーだろ、そのデカさじゃ。背負えないよ」と冷たく切って捨て、客席は大ウケ。

着替えはお客さんに見えないよう、ついたての向こう側で行なうのだが、この日はなんとついたての左右幅が狭く、りんたろー。の着替えが下手(しもて)から丸見えの状態に(笑)。

私は上手(かみて)側で撮影していたので、生着替え中の様子は残念ながら見ることができなかったのだが、脇のお客さんたちが嬌声を上げていたので、きっとなにかが“むき出し”になっていたのかもしれない。

かくして着替えた二人。りんたろー。のメイド服は青森でのセーラー服同様、そもそもサイズが小さかったらしくパツパツ。兼近も羽織でごまかしてはいるが、中に着た服のボタンをかけていないので、腹が露わになっている。

本来ならNGとなるところだが、司会進行の「天の声」さん曰く、りんたろー。の仕上がりがとてもかわいかったので、ゲームは見事クリアとなった。いや、嘘かと思うかもしれないけど、ポージング決めてるりんたろー。さん、マジでめちゃくちゃかわいかったです(写真見てください)。

▲予想外にかわいいりんたろー。のメイド姿。足元はお気に入りのファミマソックス
▲兼近の竃門炭治郎。シャツのボタンを止めていないためお腹が見えており、カツラも含めてイマイチな仕上がり

ライブのラストは『GENESIS』から『SUPER STAR』。会場後方の入り口からサプライズ登場した二人は、観客と触れ合いながら、あいだを縫って徐々に前に進んでくる。

今回、客席にはEXITが『坂上どうぶつ王国』でお宅訪問した徳島の大家族、廣川家の皆さんもいたのだが、兼近は「廣川家の子どもたちの前で一生懸命踊ったのに、目すら合わせてくれなかった……」とショックを受けていた。1年ぶりの再会、しかも歌うEXITを見るのは初めてなので恥ずかしかったのだろう。

ちなみに、あとで和楽くんに「楽しかった?」と聞いたら「うん、おじいさんのやつ(=高齢化社会)がおもしろかった」と、はにかみながら答えてくれたことをお伝えしておきます。

▲観客と触れ合いながら『SUPER STAR』は客席に入って歌うサプライズ

終演後もお客さんと触れ合うEXIT

終演後、二人はいつものように物販ブースに現われ、商品販売のお手伝い。開演前には時間切れで行けなかったセトウチメーカーズのテントには兼近が入り、テキパキとお客さんに対応する。しばらく様子を眺めていたが、どれも恐ろしいほど売れていた。スタッフも「さっきは(時間切れで)残念と思ってたけど、来てくれましたね」と、うれしそうに話してくれた。

りんたろー。はファンクラブのブースでツアーグッズを販売。馴染みのファンに「あれ? 痩せた?」などと聞いて話を弾ませていた。顔を覚えているだけでもすごいのに、ファンの微細な変化に気づくのもすごい。

今はこんなに売れているEXITだけど、いまだに渋谷∞ホール時代のような、ファンとの親密な双方向性が保たれている感覚を抱かせてくれるのは、本当に稀有なことだと思う。

▲終演後、物販の売り子として大活躍する兼近
▲顔見知りのファンと話し込むりんたろー。

最初から最後まで温かい雰囲気のなかで、無事に成功した東かがわ公演。EXITを中心に据え「みんなで盛り上がろうよ」というお祭り感がとても素敵だった。

楽しかった時間を思い出しながら会場をあとにし、帰京するべくタクシーで空港へ。四国自体も初めての訪問だったし、滞在時間もわずかではあったのだが、とても良い時間を過ごさせてもらった。うどんより蕎麦派の私も、さすがにこの日は空港で讃岐うどんを食べて帰った。ごちそうさま、大変おいしかったです。

▲一日の締めはやはりうどんで。高松空港にて
※今回の取材は感染対策を徹底したうえで行いました。

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