高井千帆がドラムでB.O.L.Tの楽曲初披露!

転換中のVTRでは、高井がこのあとドラムを披露することが告げられ、意気込みと練習風景が映し出される。自身のラストティーンライブで、多くの人から祝福を受ける立場であるのに、そのなかでも来場者を喜ばそうとするサービス精神、そしてドラムに向き合うストイックさに感嘆する。

秋のパートとなり、気になるドラム披露曲は「Don‘t Blink」。これまで何度かドラムを披露してきた高井だが、B.O.L.Tの楽曲を演奏するはこれが初めて。そんな緊張感が高まるなかでも、パワフルなドラムさばきで、メンバーを鼓舞するように盛り上げる姿は堂々としたものだった。

▲素晴らしい演奏を披露した高井千帆

その後は、この日がライブ初パフォーマンスとなった、テレビドラマ『ごほうびごはん』のオープニングに使用されている3rdシングルの表題曲「More Fantastic」を披露。MVでも披露した衣装で会場を沸かせた。

高井のカラーである「黄色」に染まる会場

終盤となる冬のパートでは、ポップパンク・イージーコアバンド「Hold Out Hope」がプロデュースしたカップリング曲「Reborn」が初披露され、オーディエンスを盛り上げると、「寝具でSING A SONG」「OUR COLOR」を歌い上げ、この日集まってくれた観客やスタッフに感謝を告げ、本編は終了した。

観客からのアンコールに応えてステージに登場した高井。披露したのはロッカジャポニカ時代のソロ曲「キミと笑顔」。しかも当時の衣装に身を包んで歌唱! その熱唱に応えるように、客席も高井のイメージカラーである黄色のペンライトで染まった。

最後に高井は「どの季節にも皆さんがいるんです。私の10代の思い出のなかで、昔から応援してくださっている方にも、最近B.O.L.Tを知ってくださった方にも、しっかり感謝の気持ちを伝えられるようなライブにしたいな、と思ってセットリストを組みました」と語った。

さらに「20代は個人としてもグループとしても、もっとうれしいお知らせができるように、そして出会いや別れを経験した10代のことを胸に秘め、もっと人との関わりを大事にして頑張っていきたいです」と挨拶。ラストナンバーとして「ここから」を披露し、ラストティーンライブは幕を閉じた。