高井から青山へのツアーマウント!?

――今年の1番大きな出来事として、初のライブツアーがあったと思うんですけど、やってみてどうでしたか?

青山 私は人生初のツアーだったんです。これまではいつも、るなちゃん・ちいちゃんが過去のツアーの話をしているのを、憧れの目で見ている立場だったんですね。

高井 いつもツアーマウントを取ってました(笑)。「名古屋?  あ、矢場とんに久しぶりに行ける!」みたいな(笑)。

▲あやなのにツアーマウント(笑)を取っていた高井千帆

――あははは(笑)。

青山 だから、最初にツアーやるって聞いたときに、おいしいもの食べられる!って(笑)。あとは東京以外の方にB.O.L.Tを伝えられる!っていうのが、とてもうれしかったです。今までは名古屋から見に来ました!って方がいたりしたので、それぞれの地域から東京に来ていただいてた方に、お礼ができたんじゃないかなって。

――そうですよね、東京以外のB.O.L.Tファンの方もうれしかったでしょうね。マウントを取る立場だった高井さんはどうでしたか?(笑)

高井 (笑)。そうですね、ツアーって同じツアーでも本当に会場によって、公演によって違うのが魅力だなって思ってて、盛り上がり方にも特色が出るんですね。大阪はわかりやすくノッてくれる感じ、名古屋は全部包み込んでくれる感じ、みたいな感じで。今回のツアーの大阪公演で2ndアルバムに収録されてる『Catch The Rainbow』を初披露したんですけど、初披露とは思えないくらい盛り上がってくれて、タオルを回すフリがあるんですけど、タオルもってない人も弾けてくださって(笑)。すごくジーンとしました。

――ファンの方も待ち望んだツアーだったでしょうし、みんなで盛り上げてやろう!   みたいな感じだったのかもしれないですね。

青山 そうですね! ツアーの公演のなかで撮影タイムがあったのですが、ファンの皆さんがメンバーの可愛い瞬間をたくさん撮影してくれて。ハッシュタグを決めてSNSで拡散してください!って言ったら、皆さんがやってくださいました。実際にその盛り上がりを見た方が、ツアーファイナルに初めて見に来てくださったり、本当にファンの皆さんが盛り上げ方のコツを知ってらっしゃるな、って思ってうれしかったです。

なののお気に入りは「エビ結び」

――ちなみに、青山さんが先ほど言ってたご飯系で印象に残ってる食事ってありますか?

青山 あ! 一番おいしかったのは、名古屋の、なんだっけ? あの、エビ結び?

▲天むすをエビ結び(笑)と言い間違えた青山菜花

高井 可愛い(笑)。天むすでしょ?

――(笑)。でも言いたいことはわかりました。

青山 そうです、天むす!(笑)。今まで食べたことなくて、(白浜)あやちゃんとおいしいねって、ライブ前にたくさん食べちゃいました。あと、その地方の方言とかも覚えました。「なんでやねん!」とかすごく使ったり。また違う所にツアーへ行けたら、いろいろなものを食べたいし、覚えたいなって思います!

高井 私は人生初ツアーのとき、すごく緊張していたんですけど、今回あやなの(白浜あや、青山菜花、2人の総称)ちゃんはすごく楽しんでて、とても頼もしかったですね。公演は2部制で、セットリスト的にも今までで一番ハードだったんじゃないかって思うんですけど、そんななかでも2人がすごく楽しんでて、私もるなちゃんも元気をもらいました!

――B.O.L.Tって、デビューしてわりとすぐにコロナ禍になったような印象があって、それだけにメンバー皆さんのツアーにかける意気込みも強かったんじゃないかって思うんですが。

高井 そうですね。さっき、あやなのちゃんは緊張が見えなかったって言ったんですが、初日は私がメンバーの中で一番緊張してたかもしれないです、あんなにマウント取ってたのに(笑)。でも、その緊張もB.O.L.Tのファンの皆さんの暖かいムードや、ライブを楽しもうっていう熱気に和らげてもらって、今回改めてファンの皆さんのありがたみを感じました。

青山 新作をリリースするタイミングで、初披露をオンラインじゃなくて皆さんの前で実現できたのは、とてもうれしかったです!