『P頭文字D』がパチンコにあらたな伝説をつくる!
パチンコの“スロット化”がスペック面で露骨になっているのは、以前からホールに足を運んでいる方たちにはおわかりでしょう。ただ、4月から新社会人になる方たちや、パチンコを始めたばかりの方へのアピールが足りず、まだまだピンと来ていない方が多いことと思います。
ひとことで“スロット化”を説明すると、10万円、20万円の交換がスロットよりパチンコほうが増えている、ということ。景品交換所で、その金額を羨望の眼差しで見るスロッターたちが増加中です。そんな影響もあって『P真・北斗無双第3章ジャギの逆襲』(Sammy)のコーナーは、一発逆転狙いのスロッターも巻き込んで、閉店間際まで活気づいています。
ジャギに遅れを取るなと、『ぱちんこ 仮面ライダー 闇のライダーver.』(KYORAKU)、そして連チャン機の本家・源さんの後継機『P大工の源さん超韋駄天BLACK』(SANYO)が、4月4日からホールで大暴れしています。しかし、ジャギ様人気の過熱ぶりを見ていると、スロット4号機時代をつくったと言えるSammyが、パチンコでまた時代をつくる気配です。
そんなSammyは、登場は5月9日に延期になりましたが、『P頭文字D』(Sammy)への期待は高まるばかりです。一部の熱狂的なファンに、CR機が撤去されるギリギリまで支持された『CR聖戦士ダンバイン』のDNAが、2022年の『P頭文字D』で開花しています。
256分の1のライトミドルなのに約93%の継続率。超高速消化がウリのハイスピードマシンで、ダイバインのゼロアタッカーを継承したダウンヒルアタッカーが、極力無駄玉をなくして、ラウンド消化を速くしてくれています。70回STの魅力にハマるパチンカーやスロッターが続出するはずです。
〇「P頭文字D」プロモーションムービー[サミーチャンネル]
“パーラードンキホーテ”の成果で大連チャンを達成!
2021年に登場した『P大工の源さん 超韋駄天』 が、すっかりハイスピードのパチンコを根づかせましたが、より速度と出玉に特化した超韋駄天BLACKに負けじと、ライバルたちも続々登場です。
ひと足早く登場した『ぱちんこ キン肉マン3 キン肉星王位争奪編』(KYORAKU)が、継続率約92.5%のホントのすごさを見せつけて、30連クラスを多発させ、なかには70連チャンする台も出てきて、ついには元祖・超韋駄天もビックリの100回オーバーの大当りを現実のものにしちゃいました。
そんな『キン肉マン3』ですが、僕の“パーラードンキホーテ”には、なんと2月にKYORAKUの直営店より早く導入されました。ここで、皆さんに改めて説明しないといけないのは、パーラードンキホーテの存在ですよね。
じつは、いち個人の自宅がパチンコホールと化し、新旧12台が稼働するシマがあるのです。忘れもしない1998年2月6日。全国のホールのシマを製造・設置しているエース電研の若いスタッフ有志の方々が、パチンコ漫画家ドンキホーテ谷村ひとしのために、“パーラードンキホーテPART1”を設置してくださいました。ホールと同じ循環式2台のパチンコ台を打てる本格的なミニシマです。
続いて、テナントビルのワンフロアに12台設置の“パーラードンキホーテⅡ”を製作していただいたのが、2000年のことです。このパーラードンキホーテⅡでは、猿岩石(当時)の有吉弘行さんがMCの芸能人パチンコ大会を収録、その模様が「スカパー!」で放送されました。『TVチャンピオン』(テレビ東京系)のパチプロ王決定戦に、クイズの出題係としてボクが登場したのもこの頃です。
その後、さらなるパワーアップを遂げて、自分の好きなパチンコ台を防音の部屋で夜中に打てるようになって現在に至ります。
ボクにパチンコの魅力を教えてくれた初代『CR花満開』(西陣)も、30年経った現在でも現役バリバリで、そんなパーラードンキホーテに最新台の『キン肉マン3』が登場したのです。現実のホールの初実戦で、早々にオスイチ16回転&31連チャンをやってのけたのは、マグレではなく、パーラードンキホーテにおける研究の成果と言えるでしょう。