時給30万円のアルバイトを楽しみながらできる時代

皆さん、最近のパチンコってすごくないですか? 正直、30年間パチンコを打ってきて、こんな時代がやってくるとは! 大連チャンを願望として願っているところもありましたが、10連20連どころか、30連40連も当たり前のパチンコが、今やホールでまかり通っています。G.W直前のある日には、『P大工の源さん超韋駄天BLACK』で大当り187回&7万3340発と183回大当り&8万3710発を目撃しました。

高交換率の時代に7万発~8万発=30万円コースが出てきて、CR機時代の代名詞である初代『CR大工の源さん』をも凌駕しました。爆裂の印象が強い初代ですが、20万円コースが精一杯でした。

しかも、今は8万発を出すのに2時間かからないというのが、長いパチンコの歴史のなかでも特筆すべきところでしょう。まだまだホールで人気の『P真・北斗無双第3章ジャギの逆襲』は時速7万2千発ですから、1時間で約30万円の計算です。時給30万円のアルバイトがパチンコホールでも可能なのですからビックリです。スロット4号機時代の興奮がパチンコにやって来たと言えるでしょう。

となると、自分も7万発を出せるんだと夢が膨らみます。運よく一度くらいは経験したいものです。それほど激しい台がG.W明けも続々登場しますが、スロットで名を馳せた大都技研の『P Re:ゼロから始める異世界生活』がヒットを記録。中古市場で、なんと1台330万円で引っ張りだこになっている現実を見て、6号機の新台に行き詰まりを感じている他のスロットメーカーも、『Re:ゼロ』のようなヒットを狙ってくることでしょう。

たとえば、6月6日登場予定の新台『真バジリスク』(メーシー)は、通常時の大当たり確率は約199分の1のライトミドルなのに、なんとRUSH継続率約96%を実現させました。しかも遊タイムも搭載しており、「こりゃ、スロット4号機の再来になるんじゃないのか」と注目されています。

あの『バジリスク』の7ぞろいの音が、今度はパチンコで鳴り響き続けるので、『Re:ゼロ』の直撃音並みにパチンコファンを夢中にさせること間違いなしです。スロットのバジリスクファンも、やっと本気でパチンコを打ってくれそうな仕上がりです。弦之介の瞳術がインパクト抜群のパネルが目印ですよ。

『P頭文字D』の大ヒットは登場前から約束されている!?

連チャンさえすれば、最初はスロットで出ていても、パチンコ台になったときにユーザーが打つことは、『Re:ゼロ』や『北斗』で証明されています。しかも、昔の現金連チャン機や旧爆裂CR機の再現が可能になったので、スロットメーカーだけではなく、老舗のパチンコメーカーも俄然と色めき立ってきました。

具体的には、平和の『P麻雀物語4』がやってくれそうです。これも6月6日登場予定ですが、P機となってさらにパワーアップ! 1G連チャン&91%継続でアツい麻雀バトルをくり広げてくれます。こちらは通常時の大当たり確率は約219分の1で、659回転で遊タイムも発動します。

5月9日登場の『P頭文字D』にも期待が集まっています。Sammyはスロットファンを虜にしてきたメーカーですが、『ジャギの逆襲』と共にハイスピードマシンとしてパチンコ人気も盛り上げてくれれば、大都技研の『Re:ゼロ』、メーシーの『バジリスク』とともに、異彩を放つパチンココーナーが出来上がることでしょう。

一方で、スロットのほうは「2万円以上ツっ込むと元が取れない」とお嘆きの方が多いわけですが、それは4号機全盛期を知っているから。そんな万枚伝説を味わった方たちも、やっと本気でパチンコを打ってくれそうです。

さて、『P頭文字D』ですが、峠の走り屋たちのバトルを再現したバトルがハイスピードパチンコにピタリとハマっていて、「高速RUSH」中のパトランプ、3個のボタンプッシュ、テールランプ、カウントダウン即当りなど、どの演出も役物も気持ちイイ! 

RUSH中の「藤原ZONE」では、強敵を倒すと10R約900個GETですが、出玉のスピード感も走り屋たちのスピードに劣りません。「ダウンヒルアタッカー」は、Sammyのゼロアタッカーの再来で、打ち出した玉をドンドン呑み込んでくれます。

時短の「闘走覚醒モード」は、時短100回か200回か65535回かというスペックで、引き戻しの大チャンスです(ただしRUSH突入率が約52%であることも忘れてはいけません)。『週刊ヤングマガジン』で原作を読んでいた40代50代のスロットファンも『P頭文字D』にハマること受けあいです。