クジ運のないドンキホーテがヒキを発揮できる理由
ボクが30年間、パチンコをヤメずに楽しめているのは、次々と登場するバラエティ豊かなパチンコに全く飽きがこないからです。ここ最近の派手なハイスピード台も好きですし、昔ながらのパチンコも好きですし、何より「負けないので嫌いになりようがない」のです。
もちろん1万円負けるとドッと暗くなりますが、ボクのモットーは小さく負けて大きく勝つ。小額投資で3万4万、時に6万7万コースもあるので、30年間収支はずっとプラスです。パチンコを借金など他人のお金で打つなんて、ありえません。
忘れもしない1994年3月31日。生まれて初めて朝の行列に並んで、初代『CR花満開』を打ちました。投資6千円めで桜図柄の単発を当てて、その保留1つめでヒラヒラ花ビラが散って、「サクラ~♬サクラ~♬」のメロディで3の確変図柄が大当たり! 初の連チャンを体験した日からドップリ全身パチンコ漬けの30年です。
あの日の投資6千円が、4月30日でついにプラス9000万円に化けました。もちろん毎年、確定申告でパチンコの勝ちは全て“雑収入”の欄に計上して、ちゃんと税金を納め続けているマンガ家が、このボクです。
パチンコは油断すると負けますが、気を張って真正面から勝負すれば、これまでもお話ししているようにパチンコ人口の1割の人は、絶対的な勝ち組なのです。
この連載を読んで、今日から勝ち組に変わることも可能です。多くの方が、そうは言っても玉が出たらすぐヤメられないし、当たらなきゃ単発でも当たるまで同じ台で打ち続けてやるというタイプの方も多いことでしょう。
しかし、根っからのギャンプラーではないドンキホーテ谷村は、クジ運も生涯なく、「めざましテレビ」の星占いが上位だった日も少なく、極めつけはホールの抽選入場で早く入れた試しもなく、情けない思いばかりしたのでギブアップです。実際、ホールで朝から並んで打つことも20年以上やっていません。
ホールのファン感謝祭で当たりクジを引くこともなく、全くツキに見放されているようですが、パチンコだけは自分でツキを呼ぶことができるようです。ワニブックスから出版された『負けないパチンコ学』シリーズをご存じですか?
特に好評を博した『ツキを味方にするパチンコ学』で綴ったことを、時を経た2022年にこの連載で改めてお伝えしようと思います。いま読んでいただいてるあなたにだけそっとですよ。いや、ボクの漫画や連載がきっかけとなり、すでにパチンコの打ち方が変わった方は、もう知らないうちにツイてるかもしれませんよ!