源さんとライダーの一騎打ちから見える“あの台”のスゴさ

4月に入って『P大工の源さん 超韋駄天BLACK』(SANYO)のテレビCMが流れ始めるなど、いよいよパチンコ業界も世間に熱い今を届けようと全力投球です。大きな期待を集める『P頭文字D』(Sammy)が5月9日に発売延期になったものの、この春は『源さん韋駄天BLACK』と『ぱちんこ仮面ライダー 闇のライダーver.』(KYORAKU)の一騎打ちで盛り上がっています。

そのなかでも『ぱちんこキン肉マン3 キン肉星王位争奪編』(KYORAKU)は増産が続くなど、思いがけない好稼働でホールの熱を後押ししています。あっという間の万発を可能にしたハイスピードバトルのなかに、丁寧な作り込みによる爽快感とパチンコならではの演出の面白さを詰め込んだことが功を奏しました。

さて、『キン肉マン3』のRUSH終了後や大当り単発後の「29(ニク)回転」のCZチャンスゾーンが、無視をできないことに気づいた方も多いのではないでしょうか? 気になるCZ中のRUSH突入率は、大当たり確率約319分の1(通常時)のゴールドVer.が約80%、大当たり確率約229.9分の1(通常時)のシルバーVer.で約76%という甘~い味つけ。その数値はまんざらウソではなく、引き戻しによるRUSH突入も思ったより多いので、ボクは0回転即ヤメ台は、絶対29回転までは打つようにしています。皆さんもCZ中の夕方背景は見逃さないようにしましょう。

このように、スロット4号機により近づいてきたハイスピードパチンコこそ、KYORAKUの進化形パチンコの真骨頂。モード移行の魅力を開花させるときが2022年にやってきたと言えます。そんなKYORAKUの傑作『キン肉マン3』ですが、初代の『源さん超韋駄天』よりも10連20連チャン到達が多く、それどころか継続率92.5%だから成せる30連40連チャンを体験した人が続出したことも、増産・増台につながっています。出玉すらも『源さん超韋駄天』を超え、RUSH中の演出も隠し技などによる楽しさで凌駕したわけで、『キン肉マン3』の大ヒットも納得です。

しかし『キン肉マン3』に負けじと、『超韋駄天BLACK』の速度と出玉の良さには、一気にパチンコファンもスロットファンも飛びつきました。連チャン数だけではなく、出玉をここまで増やせると、この先のパチンコは大いに期待できるでしょう。

実際、『源さん韋駄天BLACK』と『ぱちんこ仮面ライダー闇のライダーver.』の一騎打ちで注目を集めた4月4日。ホールには多くの人は駆けつけましたが、運命の対決は導入台数も出玉数でも『超韋駄天BLACK』の圧勝でした。ボクも夕方から各ホールに足を運んだのですが、初日から100回大当り超え&4万発クラスはザラで、なんと大当たり152回&6万8570発のトップ台を小さなホールで目撃できました。