潮干狩りのシーズンは春から初夏にかけて

今回の『プラ釣り』は、いつもとは少し方向性を変えて、私が毎年楽しみにしている“潮干狩り”についてお話したいと思います。普段の釣りは、船に乗って釣りをする“船釣り”が中心ですが、1年の中でワンシーズンだけ、船に乗らずに楽しんでいるのが“潮干狩り”なんです。子どもの頃に家族で体験をしたことはあったものの、本格的に始めたのは釣りを始めてからの3年前から。

船酔いとは無縁なので、アウトドアに興味のある友達なら誘いやすく、船釣りに抵抗がある人も気軽に楽しめるのがいいところ。採れるのは魚ではなく貝ですが、自分で採った天然の貝のおいしいこと! 潮干狩り=アサリのイメージがあるかもしれませんが、ハマグリやホンビノス、マテ貝など種類も豊富! これはぜひ、皆さんにも体験いただきたいので紹介させてください。

まず始める前に、皆さんに知っておいていただきたい潮干狩りのルールがあります。

  1. どこでも自由に採っていいものではありません。エリアごとにルールがあり、漁業権が設定されている海では採れません。このルールを守らないと密漁となり犯罪になります。その区域の管轄が漁業権区域内か、区域外か調べてからにしましょう。
  2. 漁業権区域外であっても、使ってはいけない道具があります。一般的には、漁師さんが使うような大きな「ジョレン」など、プロ仕様の道具はNGです。
  3. 小さすぎる貝は持ち帰らず、海に戻して大きくなるのを待ちましょう。
  4. その場で貝を食べた場合、貝殻をその場に投棄してはいけません。自宅へ持ち帰り、お住まいの地域のルールに従ってゴミとして捨てましょう。

大きなルールは上記の4つですが、エリアごとに細かくルールが違います。持ち帰っていいサイズも、貝の種類によって違いがあるので、気持ちよく楽しめるように、エリアのルールを調べ、ルールとマナーを守って楽しむようにしましょう! 心配な方は、入場料を払って潮干狩りができるエリアが安心だと思います。

堅苦しい話はここまで。次からはワクワクしかない潮干狩りの話をしていきます!

▲結局準備していたタイツは履かずに素足に短パンで!