グラビアの仕事ではなく、釣りのために沖縄へ

前回のスルメイカの釣りが楽しく、そしておいしかったこともあって、私のイカ熱が冷めることはなかった。頭の中はイカのことばかり。そんな日々を送っていたら、食味はイカのなかでも最高峰と言われる“アオリイカ”を食べたい!”と思うようになった。

これまで、関東近郊で何度かアオリイカにチャレンジしたことはあったものの、私が釣った最大サイズは800グラム。小さいと200~300グラムの手のひらサイズで、リリースするばかりだが、関東ではそれが普通だ。最後に釣ったのは1年以上前だろうか。

ふと、釣り仲間から、春になると沖縄ではものすごく大きなサイズのアオリイカが釣れるとの情報。1~2キロは当たり前、大きくなると5キロ超えもいるとか!? そんなモンスター級のアオリイカを釣ろうよ! と、友人とともに沖縄釣行を実現させようとソワソワし始めた。

沖縄のアオリイカは、数が多く釣れるのは11月~2月だそう。だけど、せっかくなら関東では釣ることができないオバケサイズを釣りたい。数は釣れないけど、大きなサイズが狙える春のシーズンにスケジュールを合わせた。準備の段階から楽しく、クーラーボックス、竿、バッカン(釣りの道具が入った収納ボックス)、着替えを持って羽田空港から飛び立った。

▲ :道具は関東も沖縄もそれほど変わらない

残念ながら沖縄らしい快晴ではなく・・・

沖縄での行程は2泊3日で、到着日は寝るだけ。2日目と3日目に釣りをする予定にしていたのだが、どうも天気予報がよろしくない。沖縄といえばサンサンと降り注ぐ太陽の光と、どこまでも広がる青い空のイメージだが、到着するとあいにくの曇り空。

風が強く吹くと船も出ず、釣りができないので、それだけは勘弁してほしいけど、春はとにかく風が強いことが多い。収まることを祈ることしかできないのがもどかしい。

朝6時に出船できるよう、早々に船着き場に行くも、風が強くて出船できず。一般的に朝は釣れやすいチャンスタイムなのに悔しい。このまま今日は釣りができないのか……。船長は私たちが東京から来ていることを知っているので、なんとか釣らせたいという気持ちがあるものの、安全が第一。予報を見ながら状況を判断している。モヤモヤとしつつ、のんびりとした時間を過ごすうちに少し海況が良くなり、10時に出船!! 念願の沖縄のアオリイカ釣りがスタートした。

▲ようやく出船できてワクワクが止まらない