「80kg台だった私がサバゲーに出会った結果」というタイトルで、ビフォーアフターの写真を投稿したところ、たちまち人気となった人物がいる。名前はりりあんぬ葵。サバゲーに出会って、生活のすべてが変わったと語る彼女に迫る!
サバゲ―は自分が主人公になれる!
――本日はよろしくお願いします。りりあんぬ葵さんといえば、SNSに投稿した「80kg台だった私がサバゲーに出会った結果」が話題を呼びました。大反響だったと思うのですが、ご本人はどんな心境だったのでしょうか?
りりあんぬ葵 よろしくお願いします! 反響は正直あんまり感じていなくて……。通知を切っちゃうタイプなので、バズっているとかわからなかったんです(笑)。知ったのは友達から「YouTubeのショート動画でバズってるよ」って連絡があったから。それで通知を見たらすごいことになっていて。ただ、それを見てもあんまり自分のこととは捉えていなかったですね。「すごい反響だなぁ」って、どこか他人事のように感じていました。
――サバゲ―を始めるきっかけは、お友達からのお誘いと聞きました。プレーする前に知っていたことはありましたか?
りりあんぬ葵 本当に何も知らなかったです。友達に誘われたときも「何それ? 銃を持って走り回るの? 私はやらなくてもいいかなぁ」っていう感じで興味ゼロでした(笑)。
――そうなんですね。実際にサバゲ―をプレーして思ったことは?
りりあんぬ葵 ひと言であらわすと「気持ちいい!」ですね。快感です。サバゲ―に出会うまでは食べては寝て、食べては寝て……という生活だったんです。それが、銃を持ってフィールドを走り回るようになって。友達と、お酒とかご飯以外のことで、久しぶりに夢中になれたんです。学生時代の部活動みたいな感じですね。もう一度青春している、放課後に遊んでいるという感覚です。楽しさが湧き上がるような気持ち。
――サバゲ―のどういった要素が、一番ドハマりするきっかけだったのでしょうか?
りりあんぬ葵 もともと映画がすごく好きなんです。特にヒーローが活躍するような、かっこいい作品が好きで。アンジェリーナ・ジョリーみたいな、かっこいい女性に憧れがあって、サバゲ―も自分が銃を撃って走り回って敵を倒して、という主人公感が味わえるんです。
――サバゲ―を始める前と後で生活リズムに変化はありましたか?
りりあんぬ葵 もともと夜型でして……。お昼過ぎに起床して、夕方から仕事を始めて朝方に就寝するということが多かったんです。仕事も在宅ワークなので、家から出ることが少なかったです。
それが、サバゲーを始めてからは一変しました。サバゲー会場って、関東では千葉と埼玉に多くあるんです。当時は都内に住んでいたのですが、お気に入りのフィールドまで少し距離があって。
サバゲーって9時集合、10時開始、17時終了というのが一般的な流れなんです。そうなると都内から千葉、埼玉に9時に着くためには4時に起きて準備して、電車で2時間かけて会場に向かって……という感じだったんです。しかも、駅からも少し距離があるところが多いので、送迎バスに乗って向かうというような感じ。
終わったらヘロヘロになりながら、なんとか家に着いてお風呂に入って、すぐにベッドにダイブ。完全に早寝早起きの生活リズムになりました。
――夜型から一気に変わったのですね。食事面での変化は?
りりあんぬ葵 お話したように、朝は準備で忙しいので、パッと食べられるものをつまむくらいです。それからめいっぱい動き回って昼食はカレー。サバゲー会場で食べるのは、だいたいカレーなんです。帰ってもご飯を作る気力は残っていないので、朝と同じく簡単に食べられるものをおなかに入れて、就寝という感じです。
食生活で一番変わったのは、お水を飲むようになったことですね。それまではコーラとか甘いジュース、コーヒー牛乳といった飲み物を飲んでいました。サバゲーを始めてからお水やお茶、麦茶をすごい飲むようになりましたね。
サバゲー会場は野外で暑いので、たくさん飲むにはやっぱり天然水の2Lの軟水がベストですね。水分をたくさんとるようになって、汗もよくかくようになりました。それが一番の変化です。