カップラーメンを1日に6個食べていた!?

――サバゲーを始める前のことをもう少し聞かせてください。体重が増えてしまったのは、いつ頃からだったんですか?

りりあんぬ葵 もともと、ある程度太っていたのですが、激太りし始めたのは大学1年生の頃でした。カップラーメンの欧風チーズカレーってわかりますか? 普通のカレーじゃなくて、チーズも入ったカップラーメンなんですけど、それに出会った結果、激太りしてしまいました。1日に6個とか食べていましたから(苦笑)。

――サバゲ―を始めるまで運動はあまりしてこなかった?

りりあんぬ葵 そんなことはなくて、サッカーや水泳をしていました。運動自体は好きで体は動かしてはいたんです。ただ、運動に対してカロリー摂取量がものすごかったので(笑)。

――運動をしていたから、サバゲーもハマったんですかね。サバゲーって1日8時間くらいやられるわけじゃないですか。どういう遊び方があるのでしょうか?

りりあんぬ葵 遊び方は本当にいろいろあって、それこそ会場によっても違います。一般的なのは、制限時間10分で赤チームと黄色チームに分かれて、互いの陣地にあるブザーを押し合うフラッグ戦でしょうか。

あとは、殲滅戦という相手を完全に退場させるゲームとかもあります。ルールもさまざまで、一度撃たれても指定の場所で復活できたりというようなルールもありますね。

――ひとくちにサバゲ―といっても、いろいろな遊び方があるんですね。銃はどれくらいの大きさのものを使うんですか?

りりあんぬ葵 私がメインで使っている銃はこれです。重さは4kgくらいですかね。

▲実際に使用している銃を手にポーズをとってくれた

――すごい本物っぽいんですね。重たさもかなりありますね。たしかにこれを持って走り回ると痩せそうです(笑)。弾はどれくらいのものを使用しているんですか?

りりあんぬ葵 弾は6mmくらいのBB弾を使います。基本的にサバゲーで使用するBB弾は、バイオBB弾というものを指定されていることがほとんどで、数年で土に還る生成分解プラスチックで作られています。

――環境にしっかりと配慮されているんですね。撃った感触が気持ちいいのでしょうか?

りりあんぬ葵 気持ちいいです、パンッと撃ったときがもう快感ですね! エアガンの動作方法にも種類があって、大まかには空気を圧縮するもの、バッテリーで動くもの、ガス圧で動作するものがあります。私はガス圧で動作するものが、実際の銃と操作方法や動き方がほとんど同じで気に入っています! もちろん反動は比べるまでもないですけどね(笑)。

――ルールによっても違うと思うのですが、この小さなBB弾が一発でも当たったらアウトなんですか?

りりあんぬ葵 アウトです。小さいから当たりづらいと思われるかもしれませんが、ちゃんと構えて撃てば当たるんです。連射できる銃もありますし。

――当たったという申告などは、自己申告なのですか?

りりあんぬ葵 はい。当たったかは自己申告制になります。自分から「ヒットしました」と言って退場します。紳士な大人の遊びと言われています。そういったところも素敵な一面かなと思います。

≫≫≫ 明日更新の後編へ続く

【編集部より】
前編では、りりあんぬ葵さんがサバゲ―にドハマりしたきっかけや、始めてからの変化などをお聞きしました。後編はサバゲ―に出会う前の彼女にスポットをあてて、お話を聞いていきます!

プロフィール
 
りりあんぬ葵(りりあんぬ あおい)
アメリカ・カリフォルニア州出身。通訳・翻訳家として仕事をする傍らサバイバルゲーム(通称:サバゲ―)と出会い人生が一変する。現在は自身のYouTube(Lilly AIRSOFT@りりあんぬ葵)やSNS(Instagram:@lilliannemoo、Twitter:@LillianneMoo)、そのほかイベントなどでサバゲ―の楽しさを伝える活動も行っている。