羽田空港から1時間弱で行ける釣り人の楽園・八丈島
休みがあれば迷わずプライベートの釣りを考えてしまう私。今回は東京都の島であり、羽田空港から1日3便もある八丈島へ行こうと、釣り仲間でありグラドル仲間のあさいあみさんと3日間の計画を立てた。
味にもニオイにも賛否のある“くさや”を八丈島で作っている方から、「来るなら教えてあげるよ!」と声をかけていただき、心強いサポートもあっての計画だった。
しかし、出発前日の予報天気図は真っ赤っかで台風並みの予報。それでもなんとかなるんじゃないの!? と羽田空港へ行ったものの、やはり飛行機は安全第一。願いは届かず全便欠航となり、すぐさま自宅へ逆戻り。翌日は天候が回復して改めて空港へ。八丈島での釣りは2日間になってしまったが、期待でワクワクが止まらない。
出発前、Twitterで空港の写真ととも「行ってきまーす!」とつぶやいたら、なんと釣り好きのフォロワーさんが同じ便で飛ぶことが判明。機内は“これからすぐに釣りをします!”と言わんばかりのファッションの釣り人たちばかりでビックリ。
当然、飛行機を降りて荷物を受け取る場所に流れてくるのは釣具ばかり……。仲間意識も強くなり、自分の荷物を待ちながら「今日は何を釣りに行くんですか?」なんて会話も弾む。
八丈島の船宿さんのシステムに感激
荷物を受け取り空港の外に出ると、たった1時間のフライトで雰囲気は南国に変わっていた。各船宿さんのお迎えが来ていて、「●●丸」など札を持った方や、名前の入った車がいくつも停まっていた。自分で行かずとも、船宿さんが送迎してくださるなんて、なんと便利なシステム! 私もクーラーボックスに竿、着替えなど大量の荷物を積ませていただき、そのまま港へ向かった。
港に到着後、すぐに準備をすると出船。7時30分に羽田を出て、10時には八丈島の海の上。昨日まで大荒れに荒れていた名残りで、うねりがひどい。こんな荒れた海に出ていくの!? と思うほどの波だったが、八丈島でこのくらいの波はよくあるようで、大海原へと果敢に出て行った。
1日目の釣りのターゲットは“カンパチ”。1メートル以上はある大きくおいしい魚なので、よく養殖もされているが、養殖であっても高級魚には変わらない。さらに天然モノとなれば、超がつく高級魚のひとつ。
今回は、生きたアカイカを泳がせてカンパチを釣る。本来はエサにする赤イカ釣りからスタートするのが一般的なのだが、船長が時間短縮ということでで、生きたアカイカを仕入れていてくださっていた。というワケで、アカイカ釣りはショートカットして、いきなりカンパチ釣りがスタート。