オープン戦も始まり、プロ野球ファンにとっては待ちに待った季節が近づいてまいりました。今週は『NewsCrunch』で好評連載中の髙木大成氏・「球団職員の世界」番外編として、埼玉西武ライオンズのスペシャル情報をお届け! 今年はチーム名の“ライオンズ”命名70周年を記念した企画が盛りだくさんです。

黄金期をイメージしたユニフォームを計3試合で配布

2020年、埼玉西武ライオンズは「ライオンズ」という名称をチームにつけてから70年となる節目の年を迎える。

これを記念し、今シーズンのライオンズは1985年~94年の10年間で9回のリーグ優勝を果たした“黄金期”と呼ばれる時代のユニフォームを彷彿とさせる「ライオンズ70周年ユニフォーム」を製作。

ライオンズ70周年ユニフォーム(非売品/画像提供・西武ライオンズ)

今年の1月に開催した「2020埼玉西武ライオンズ出陣式」にて披露された際、松坂大輔投手や松井稼頭央二軍監督が着用したことで話題となった。

ライオンズ70周年ユニフォーム(左から 松坂投手、松井二軍監督、辻監督、源田選手、森選手/写真提供・西武ライオンズ)

今シーズンは年間16試合で「ライオンズ70周年シリーズ」を行い、4月21日の対千葉ロッテ(東京ドーム)、5月24日の対オリックス(メットライフドーム)、9月8日の対福岡ソフトバンク(メットライフドーム)の計3試合で、ビジター外野席を除く来場者全員に同ユニフォームを配布する。

また、1月より70周年レプリカユニフォームの事前予約も受付中だ。

ライオンズ70周年ユニフォームは、黄金期に使用されていた水色を基調としたライオンズブルーをベースに、中央には「Lions」の文字ロゴを施し、左袖部分にはクラシックなレオマークをあしらっている。往年のファンにはたまらないデザインだろう。

球場に新設されるデッキには巨大なライオンが登場

そのほか、70周年シリーズでは、ライオンズのレジェンドOBをゲスト来場として招くことも予定。

さらに、4月21日(火)の東京ドーム主催試合では、全国各地の映画館にてライブビューイングを実施。また、70周年を記念して球団マスコットのレオとライナの新イラストを制作し、2020シーズンのグッズやポスターなどに登場するほか、70周年を象徴する巨大なライオンのオブジェが、この春メットライフドームエリアに新設する「ライオン デッキ」に登場する。

ライオンズ70周年となる2020年は「SPIRIT of KING」をテーマに、ライオンズのオフィシャルウェブサイトなどで往年の名選手を起用したさまざまなオリジナルコンテンツも随時追加。ファンの方はぜひチェックしていただきたい。

詳細は埼玉西武ライオンズ公式HP(https://www.seibulions.jp/)または埼玉西武ライオンズインフォメーションセンター(TEL 0570-01-1950/平日10時~18時)まで。

髙木大成氏の『球団職員の世界』は次回2/28(金)更新予定です、お楽しみに。