“ずっきー”ことAKB48山内瑞葵が世界各国のダンスを習いに行く連載企画。
これまでフラメンコ、アイリッシュ・ダンス、ベリーダンスなど未経験のダンスに挑戦してきたずっきー。今回は中学生のときに少し習っていたバレエを再度習得しに行くことに。全くの初心者ではないものの、6年間のブランクはかなり大きい!? 華やかさの中にストイックさも感じられるバレエ。ずっきーの奮闘ぶりをご覧ください!

今回のダンス留学先は……

さすがの経験者! 先生からのアドバイスも高度なものに!?

バレエの発祥はルネサンス期のイタリア。16世紀後半にはフランスで大きく発展し、後にロシアで芸術として完成されました。『白鳥の湖』『眠れる森の美女』『くるみ割り人形』の3大バレエは誰もが知る作品。これまでの連載の中で、いちばんダンス人口が多い踊りではないでしょうか?

最初のストレッチが肝心要!

まずはストレッチから。BGMは『白鳥の湖』。これまでで最も厳かな雰囲気の中でのストレッチです! 呼吸も大事で深く息を吸って吐く。首のストレッチから始め次に前屈。片足を曲げて顔を膝に近づけるようにします。

足を180度開脚することができるずっきー。さすがバレエ経験者! 上半身を前に倒すと、顔が床に付くほどに! 

開脚からの上半身前屈でぺた~っと床にくっつけられる柔らかさ!

次は教室に置いてあるバーを使ったストレッチへ。ここでバレエの基本的な動きを確認していきます。「少しずつ思い出しながらやっていきましょう!」と、先生。

まずは、プリエという足を曲げる動作をやっていきます。膝を曲げ足を半分まで下ろすドゥミ・プリエ、下まで全て下ろすグラン・プリエの2つの動きを、カウントに合わせて繰り返していきます。

爪先立ちを意味する”シュス”

シュスという爪先立ちもブレずに。基本的な足のポジションを1番5番などと言いますが、先生がそのようなバレエ用語を使ってもすんなり動けてしまうずっきー。どうやら体を動かしていくうちに、自然と思い出していったようです。この時点でブランクは全く感じられません!

より美しく見せるため、先生から高度なアドバイスが入る

先生 いい感じなのでアドバイスを。腕を上げるときに脇の下が詰まってしまうのが少しもったいないので、耳と腕のあいだの空間をなくさないことを意識してやってみてください。山内さんは首が長くてきれいなので、さらにきれいに見せたいですから。

バーレッスンも中盤に差し掛かり、疲労度が高くなってきている様子。優雅な動きに見えて、全身を使った動きにもなるので、かなり疲れるみたい。ずっきーは暑くて何度も水分補給をしていました。

足を弾ませるジュッテという動き。3回足を弾ませたら次にプリエという一連の流れを、前→横→後ろと続けます。

先生 腰がどんどん下がってしまうので気を付けてくださいね。ここでのポイントは、おへそに力を入れてお腹を上に上げるつもりで踊ること。ハイウエストのきついジーンズを履いているように意識してみて。

ブランコのように大きく勢いをつけて足を振り上げる

次は足を大きく振り上げる動きを。前後で振り子の要領で揺らし上げます。

先生 子供心に戻って! ブランコみたいに揺らしてみましょう。このエクササイズでは、足の高さよりも股関節を緩めるのがポイントになってきます。

ずっきー 左足のほうが動きづらいです……!

先生 右利きの方がだと、やはり左足のほうが苦手なんですよね。

先生 ピルエットは覚えていますか?

ずっきー 懐かしい! 回るやつですね!

バレエではおなじみの動きピルエット(=回転)。斜め方向に回りながら進んでいきます。回るときは顔を見失わないように回ります。最後はバランスをとってポーズ!

先生 では、最後の10分で飛んでみましょうか!

レッスンの締めくくりにジャンプを習います。ジャンプするときに大事なのは骨盤。骨盤を先に送り出すように前へ進むのがポイント。先生からのアドバイスを意識して再度チャレンジしてみると、躍動感がさらにアップ!

ストレッチから始まりバーレッスン、ピルエット、ジャンプと、バレエの基礎から一曲踊れるようにまで約1時間の体験レッスンでした! お疲れさまでした!!