“ずっきー”ことAKB48山内瑞葵が世界各国のダンスを習いに行く連載企画がスタート。
これまでフラメンコとK-POPに挑戦したずっきー。今回からまた新しい国のダンスを習得していきます。3か国目となる今回は、16世紀から伝わるアイルランドの伝統的な踊り、アイリッシュ・ダンス。可愛らしい衣装を身にまとい、華麗に舞う姿をお楽しみください!
今回のダンス留学先は……
かわいらしい見た目からは想像できない超過酷なダンス!
今回はアイリッシュ・ダンスに挑戦! 教えていただくのは「日本アイリッシュダンシング協会」の渡邊先生。日本での普及率はそれほど高くない“アイリッシュ・ダンス”ですが、近年はプロのアイリッシュ・ダンサーで構成された“リバーダンス”の流行で、徐々に広がりつつあります。
なんともかわいらしい今回のお衣装! 柄部分が刺繍になっている一点物です。先生からこちらをお借りし、いざレッスンスタート!
アイリッシュ・ダンスの特徴は、上半身を動かさず足のステップのみで踊ること。胸を張って腕を下ろし、手をお尻のあたりにもってく、これが基本姿勢。先生が「ツラくない? 大丈夫?」との声掛けをしてくれると、「ちょっとだけ……」と少しキツそうなずっきー。
バレエの足元のように、右足の内側を正面に向けます。「かたくなってる……」と、ポツり。昔バレエをやっていた頃のほうが柔らかかった模様(笑)。同じように左足も内側が前に来るように。股関節を開くように意識すると歩きやすいみたいです。しばらくウォーミングアップとして歩きます。
基本の形から、つま先立ちになり、かかとを下ろす動作を繰り返します。これを何回か早く繰り返したところ、「太ももの後ろ側がきついです……!」と悲鳴が。どうやら普段のダンスでは使わないところの筋肉がかなり痛いみたいです。
ウォーミングアップは終了。ここで、アイルランドの民謡に合わせて先生が踊りを見せてくれます。早速ずっきーも見様見真似で踊ってみることに。円を描くようにステップを踏む姿を見て、思わずスタッフから「かわいい」と声が漏れます。「踊り自体はかわいいのですが、実は結構きついんです」と先生。
足の裏を勢いつけてお尻に当てる独特なステップ。教室内を軽く一周しただけで、ずっきーもかなりきつそう。4/4拍子の楽しいテンポに乗せられて表情は笑顔ですが……実はかなりの疲労感が!
開始10分もたたず、かなりの汗。この日は寒い日でしたが、教室内では冷房を入れるほど。容赦なく次のステップを習っていきます! 最初にホップして横に進むサイドステップを。これを覚えるだけでも一曲踊れるようになります。ずっきー、頑張って!
「実はこれ、1か月かけて覚えるんですよ。10分でやれちゃいましたね。すごいです!」と、先生はずっきーの振り覚えの速さに驚いていました。ずっきー自身は「頭ではわかるんですけど、曲が速くてそこに体がついていくのが難しいですね」と、謙遜のコメント。
アイリッシュ・ダンスは主に19歳までの子どもが踊るもの。子どもは体重が軽いため、軽やかなステップが踏めるんですね。「私もうハタチだからダメでしたね(笑)」
先ほどとは曲を変え、6/8拍子の“リバーダンス”でよく使われる音楽に合わせて踊ってみます。手は腰に、これまでより少し早いテンポの曲に合わせてまっすぐに進んでいきます。
アイリッシュ・ダンスは基本群舞ですが、このように2人1組になって社交ダンスのように踊るバージョンも。くるくる回って楽しそうなずっきー。
――ここでずっきーに感想を。アイリッシュ・ダンスを踊ってみていかがでしたか。
ずっきー 取材の前に見本の動画を見させてもらって、楽しくてかわいらしい印象を持ってたんですけど。今回初めて踊ってみて、体力をつかう結構大変なダンスなんだなって思いました。普段使わない筋肉を使ったし、動画では軽やかに見えても実はちゃんと鍛えてるんだなって思いましたね。でも、足のステップを覚えてしまうとそんなツラさも忘れるくらい楽しかったです! でも明日は筋肉痛ですね(笑)。
――どこがいちばんツラかったですか?
ずっきー 足の裏側がいちばん痛かったです。上半身は動かさないので、脚に全集中してて(笑)。ステップ自体は昔やっていたバレエに似ている部分もあったり。でもまたちょっと違っていたので難しかったです。
――本日の習得率は?
ずっきー う~ん、90%! もちろんプロの方に比べたら90%なんて高すぎますけど、振りは結構頭に入りました。アイルランド民謡もお花畑にいるような明るい曲調で、踊っていてすごく楽しかったです! 衣装もデザインがすごくかわいくってお気に入り! 踊っている最中は暑くて滝汗でしたけどね(笑)。
今回のダンスも完璧に習得したずっきー。次はどの国へダンス留学に行くのか、次回の更新をお楽しみに!
〇【MV full】元カレです / AKB48 59th Single【公式】