現在、世界中で大きな盛り上がりを見せている海外発のBLドラマ。モデルでタレントのアンミカがMCを務める、毎週土曜お昼の情報番組「土曜はカラフル!!!」(TOKYO MX系)。9月10日(土)の放送では「世界の注目BLドラマ」を特集。日本でも視聴できるおすすめ作品BEST5が紹介された。
まだまだブーム拡大中! BLドラマの世界に沼ってみる?
BLドラマといえば、その火付け役ともいえるのが、タイ発の『2gether(トゥギャザー)』。ゲイの同級生に告白された大学生のタインが、彼からの猛アタックから逃れるため、学校イチのイケメン・サラワットに偽物の恋人になってもらうことから始まるラブコメディだ。
テレビドラマシリーズとして、2020年2月からタイでオンエア&YouTubeで配信されると、瞬く間に世界中で大ヒット。関連動画の再生回数は8億回超え、Twitterの世界トレンド1位を記録するなど大旋風を巻き起こしている。日本でも多くの中毒者を生み出し、ジッティレインの同名小説をもとに漫画家の奥嶋ひろまさがコミカライズした漫画版も好評だ。
そんな『2gether』以外にも、現在、海外のBLドラマが続々と日本に上陸中。その人気のヒミツについて、世界のBLドラマに詳しいライター・牧島史佳さんは「男女ものだとどうしても自分と重ねて見てしまう。BLは2人が幸せになることを見守りたい。自分が入っていくわけではない“尊い”という気持ち。それで心が豊かになって、大袈裟にいうと人生が豊かになる」と語った。
VTRを見たMCのアンミカは、「BLドラマは全体的にとってもきれいなんですよね」とコメント。當間ローズはフィリピンドラマの『ゲームボーイズ』について、「演者がリモートで自分たちを撮ってるって新しいやり方。面白いなと思って」と興味を持ったようだ。
クリス松村は「私たちの時代は、こういう映像を流すこと自体が小映画館でちょっとあるというぐらいだった。同性婚がアジア圏内で正式にあるのは台湾だけ。それでこういうことがブームになっているというのは、その次へ行く一歩にもなるかもしれない」と感慨深い様子で話した。
『2gether』だけじゃない、今後もますます広がりを見せそうな世界のBLドラマ。ここでは番組で紹介された、日本でも視聴可能な「世界のBLドラマおすすめBEST5」を改めて紹介しよう。