休日はインドアでゆっくり過ごすのが好き
――休日の過ごし方を教えてください。
桜田 家に引きこもってます。基本的にゆっくりすることが多いですね。家で映画やYouTube、ドラマを見たりして、夕方くらいにお買い物に行って、夜ご飯を母と一緒に作るとか。そんな過ごし方です。
――どんなドラマを見るんですか?
桜田 海外ドラマをよく見ます。日本のドラマはどうしても客観的に見ることが難しくて、仕事として見てしまうことが多いのですが、海外のものだとそういうのは一切なく、仕事から離れている感覚で楽しく見ています。最近は実際に起こった事件の犯人のお話を見ました。
すごく生々しくて。その人がどういうふうに犯罪を犯してきたのか、再現ではなくドラマにしていて、最初の事件から、どんどん派生していく様子を“お〜っ“と思いながら、見ていました。物事にはきっと理由があると思うから、何を思ってそうしたのか、やはり気になります。“こうなったら、確かにそうなるよな”とか、自分がやりたいとかではなく、その思考は理解できるなと思ったりしました。
――長いお休みが取れたときはどうですか。
桜田 長いお休みのときも全く同じ過ごし方をしています(笑)。“明日も休みだ〜!”って思うと、“じゃあ今日は夜1~2時ぐらいまで起きて、明日は朝11時ぐらいに起きようかなぁ”とのんびりして、贅沢に時間を使っている感じがします。
普段は効率重視といいますか、仕事先ではせかせか動くほうなので、家にいる時間がリラックスできなくなったら、大変だなと思います。のんびり、ゆっくりした時間を過ごせるのはやっぱり家。家で過ごす時間がとても大事です。
――台詞はいつ覚えるんですか。
桜田 基本的に自分の部屋で覚えることが多いです。前もって覚えるというより、前日あるいは前々日に一気に入れるタイプです。そうでないとすぐ忘れちゃうので(笑)。朝はやっぱり頭が回らないので、午後から覚えることが多いですね。
――去年、高校を卒業して、学校に通っていたときと時間の使い方は変わりましたか。
桜田 特に変わらなかったです。でも、勉強する時間がなくなったので、そこは映画を見たりする趣味の時間に費やすことができるようになりました。
――『卒業タイムリミット』では優等生でしたし、『24 JAPAN』では問題児でした。実際はどんな高校生でしたか。
桜田 優等生ではなかったと思います(笑)。すぐ眠くなるタイプで、授業中に眠いなと思うと寝ないようにプリントについ落書きを……。「回収します」と言われて、慌てて消して(笑)。でも、先生にはいろいろと支えていただいて、先生と話している時間は楽しいと感じていました。
クラスを引っ張っていくタイプではなく、端っこのほうで仲のいい子とわちゃわちゃしているタイプでしたが、学校に行くのは好きで、限られた学生生活を謳歌していました。
――限られているからこそ濃密に?
桜田 いま考えると、プリントに落書きはダメですよね(笑)。あえてやっていたのは、学生ならではの“あるある”を経験しておきたいという気持ちがあったのだと思います。周りの方に「学生生活は自分を形成するすごく大事な場だから、行くからにはしっかり楽しんだほうがいい」と言われていたので、なるべく学校へ行き、体育祭などのイベントも全力で楽しみましたし、出られないときは、準備だけでも頑張っていました。