太朗「ウイイレで全世界500位になった」
太朗 あと、さっき大森さんがウイイレの話してましたけど、僕もめっちゃ好きで、小学校の頃からずっとやってたんです。大学くらいになったら、ウイイレがオンライン対応になったんですけど、1日12時間くらいやってて、3万人くらいいる世界中のプレイヤーのなかで、500位くらいまでいったんですよ。
大森 それはすごいわ。
太朗 ホンマに好きで、もう熱狂しすぎて、これまでコントローラーは3台くらい、投げて壊してもうてるんですけど。
なかむら 怖いのよ、全部のエピソードが。
大森 太朗みたいなヤツが、ウイイレの新規ユーザーを減少させてるんだよ。
太朗 なんで俺、全部の分野における嫌われ者みたいになってるんすか!
大森 俺も好きだけど、コントローラーなんて壊したことないよ。
太朗 投げるでしょ? コントローラー。
大森 投げないよ。
なかむら もう野球をやったらええやん、そんな投げるなら。
――(笑)。
なかむら 俺、ウイイレの対戦で負けそうになったら、オウンゴールばっかする。
太朗 あー最悪最悪。イヤです、そういう人。で、あまりにも入れ込みすぎたんで、このままじゃ俺、人生が終わっちゃうと思って、ゲーム機ごと全部、友達にあげたんです。
なかむら 怖いねん、極端やねん、全部の話が。
大森 違法なものやってる人の告白みたいなんだよ。アビスパが負けたら暴れるタイプだろ?
太朗 そういうのはやんないです、大丈夫。もう禁止ですから、そういうのは。土地柄、アビスパはちょっとガラ悪そうには見えるんですけど、そんなことはなくて。というか、僕は熱狂的なのはいいと思うんです、他人に迷惑をかけなかったら。この前も、味の素スタジアムに試合を見に行ったら、場内アナウンスで「アビスパ福岡のサポーターの皆さん、ようこそ!」とか、アウェイのチームに向かってやってくれるんですけど、正直、僕はいらんと思ってて。昔はこんなのなかったんですよ。それよりも戦いなんやから、なに相手を歓迎しとんねんっていう。
なかむら それは少しわかるけどな。
太朗 今は応援歌で少しでも相手を煽ると、問題になったりするんですよ。多くの人に見てもらうためには仕方ないなと思うんですけど、少し寂しいな、とも感じますね。
引き分け3でグループリーグ突破も!?
――ありがとうございます。三者三様、ご自身の推しクラブへの愛を語ってもらったわけですが、ここからは今回のワールドカップ、日本代表についてお聞きしたいなと。正直、ワールドカップのときだけサッカーを見るような自分からすると、世間が盛り上がってないんじゃないかなって。
大森 確かに。
――でも、たぶん解説者の方とかはいろいろ気を使って、日本代表のことは悪く言わないんじゃないかなと思うんです。だから、ぶっちゃけどうなの? というのをお聞きしたくて。
なかむら でも、こういうときに日本代表って、やってくれるんですよ。
大森 そうそう、下馬評が高くないときに健闘する。
なかむら 前回大会も、始まるまでは全然でしたもんね。
太朗 やってくれるんじゃないかって思ってますよ。
大森 行けると思うんですけどね。
なかむら あと、これまでのワールドカップでの日本代表を見てると、相手チームが「なんか、うまいこと噛み合わへんな……」と思ってる時間が長ければ長いほど、勝つ確率が高くなってる気がするんで、そういう展開に持ち込めるかどうかな気がしますね。
大森 俺は、3分けでグループリーグ突破、とかもある気がしてる。
太朗 なるほど、ありそう! 前回だって、前半の6分でコロンビアの選手が退場するなんて、誰も予想できなかったですからね。
大森 マジ何が起こるかわかんない。
――なるほど。しかも、森保監督といえば、あのドーハの悲劇を経験した監督ですもんね。まさにサッカーは何が起こるかわからない、の悲劇を体験した方ですから、リベンジしてほしい。
大森 そうですね。森保さん、髪型も当時と一緒ですからね(笑)。