吉本興業のお笑いフェス「LIVE STAND 22-23 FUKUOKA」が1月14日・15日に福岡・マリンメッセ福岡にて行われた。約12年ぶりに復活を果たした「LIVE STAND 22-23」。昨年に東京、大阪公演が行われ、今回のLIVE STAND初となる福岡公演で堂々のフィナーレを迎えた。

「ただいまー! やっと帰ってこれたばーい!」

初日のトップバッターは、福岡芸人と言えばこの二人しかいない博多華丸・大吉。大量のスモークのなかから登場した。華丸が「ただいまー! やっと帰ってこれたばーい!」と第一声を発して大きな拍手をもらうが、大吉が「先週も帰ってきました。なんやったら来週も帰ってくる」と冷静にツッコミ。今回の出演者のなかで最年長であることも明かし、堂々とLIVE STAND福岡のトップバッターを務めた。

▲博多華丸・大吉

この日はネタステージに、チュートリアル、チョコレートプラネット、マヂカルラブリー、空気階段、トータルテンボス、和牛、笑い飯、ジャルジャル、パンクブーブー、見取り図、千鳥、銀シャリ、ニューヨーク、フットボールアワーなどの人気芸人たちが出演。

また、千鳥がMCを務め、いま最も勢いのある超人気芸人たちが2チームに分かれて対決する「マリンメッセ頂上決戦」や、博多大吉が“今”見たい・魅せたい超豪華「癒着」芸人たちを、見届人のナインティナイン岡村隆史とともにお届けする「博多大吉リクエストアワー」などが行われた。

▲チュートリアル
▲千鳥MCの「マリンメッセ頂上決戦」
▲「博多大吉リクエストアワー」

“もう中”考案のゲームやネタに振り回される

2日目となる15日は、かまいたちがトップバッターとして出演。自身の好感度の低さをツカミにして、午前中から会場を笑いの渦に巻き込んでいた。

▲かまいたち

ほかにも、ネタステージにタカアンドトシ、霜降り明星、とろサーモン、ダイアン、ビスケットブラザーズ、ブラックマヨネーズが出演したほか、もう中学生考案の奇想天外なゲーム企画「もう中学生だらけのもう中学生“動物”大会」、MCに濱家隆一(かまいたち)、リーダーとして、博多大吉(博多華丸・大吉)、大悟(千鳥)、山内健司(かまいたち)、秋山竜次(ロバート)を迎えた「LIVE STAND大喜利」などが行われた。

▲「LIVE STAND大喜利」

特に「もう中学生だらけのもう中学生“動物”大会」では、博多華丸、タカアンドトシ・トシ、霜降り明星、ダイアン、NON STYLE、オズワルドなど、これぞLIVE STANDというメンバーたちが、もう中学生考案のゲームやネタに振り回されていた。会見でオズワルド伊藤は「あれくらい揃えないと、もう中さんに太刀打ちできない。吉本総出です」とコメント。そのコメントを体現するようなカオスな時間が流れた。

▲「もう中学生だらけのもう中学生“動物”大会」
▲「もう中学生だらけのもう中学生“動物”大会」でのダイアン津田

マリンメッセ福岡で開催された「LIVE STAND 22-23 FUKUOKA」の来場者は2日間で延べ約1万8000人、出演者は延べ52組129人。終演後には「LIVE STAND」の盛り上げ部隊”ライブスタンジャー”として活動してきた博多華丸・大吉、中川家、タカアンドトシ、千鳥、かまいたちが取材に応じた。

「ライブスタンジャーは全員で6組12人いるんですが、僕はもう『吉本殿の12人』だと思っています」と華丸が話すと、大吉は「冗談抜きで申しますと、我々は本当にホッとしています。LIVE STAND、東京、大阪はある程度成功すると思ってましたが、福岡は初めて。こんなに大盛況で、ありがとうございます」と感謝を述べた。

▲博多華丸・大吉、中川家、タカアンドトシ、千鳥、かまいたち

東京、大阪、福岡を合せた「LIVE STAND 22-23」の来場者は約6万3000人、大成功に終わったこの公演の配信は、FANY Online Ticketにて見逃し配信中。販売期間は1月23日(月)12:00まで、視聴期間は23日(月)23:59まで。


 <「LIVE STAND 22-23 FUKUOKA」オンラインチケット情報>

配信日時:1月14日(土) 1日通し券 / 1月15日(日) 1日通し券
料金:各日 定価2,500円 → イベント割2,000円(税込)
チケット販売先:https://online-ticket.yoshimoto.co.jp/
販売期間:~1月23日(月) 昼12:00
※見逃し視聴期間:配信終了後~1月23日(月)23:59(※各日共通)
※各日通し券のみの販売となります。1日通し券で各日の全ブロックが視聴可能です。
※詳しくはLIVE STAND 22-23 FUKUOKAの公式ホームページをご参照ください。