王国・静岡は草サッカーでも化け物が揃う
そんななか、先日、枝豆に誘われてサッカー大会に参加してきました。どんな大会かと聞くと、静岡県の民放テレビ局四社の対抗戦とのこと。
まず、なぜそこに枝豆農家がいる?
まあ、とにかく枝豆はコミュ力がすごいので、テレビ局にも友達が多いのだろうということで、僕も決勝戦だけ参加させてもらうことに。
僕は去年、前十字靭帯を断裂しまして、この試合がそれ以来、初めてのフルコートサッカーなので、楽しくやれたらいいなぁと思って向かいました。
会場の草薙総合運動場に向かう道すがら、枝豆から
「おまえ、たぶんマッチアップこいつだから気をつけて」
とURLが送られてきました。
リンクをクリックすると、とあるアナウンサーのプロフィール画面。特技欄には
「サッカー(最近衰えが……)」
の文字。この(最近衰えが……)という予防線の張り方。
さては実績だけでハードルが上がるキャリアか……。
もしくは、めちゃくちゃダサくて痛いやつだな……!!
僕は気になったので、ネット検索しました。すると、静岡学園出身で世代別日本代表の10番を背負う須藤アナの写真が。
めっっっちゃ前者かい!!! 静岡ハンパないって!!!
枝豆から追いメールが。
「この子が攻守の要で、めちゃくちゃ指示も出すし、頑張るタイプだから」
おい……攻守ってなんだよ……うまいくせに守備までやってんじゃねぇよ!!
と、理不尽な不満を抱えながら、草薙総合運動場へ。
東京でアマチュアサッカーをやっていても、プレーする機会のほとんどない天然芝の綺麗なグラウンド。
しかも、ここは静岡県サッカープレーヤーの聖地だそうで、小野伸二選手ら、多くのスターがプレーした場所だとか。
おそらくサッカー漫画『シュート!』に登場するのも、この場所です。ここが、田仲俊彦の幻の左が発動し、掛川が熱き挑戦をしたグラウンド……かもしれない場所……。グッと込み上げるものがある……かもしれない……。
ということで、僕はSBSテレビチームの助っ人ボランチとして出場。知り合いはもちろん同じく助っ人の枝豆のみです。
枝豆は2週前の予選で肉離れをしたため、走らなくていい置き物FW。助っ人の集め方、下手くそすぎだろ。