「夫婦別姓」への理解が進む
夫婦別姓に関する記事が3月上旬、たくさん目に入ってきた。3月8日が国際女性デーだったらしく、その絡みだ。
「働く女性2000人のアンケート。選択的夫婦別姓に賛成と答えた人は74.1%。20代から50代の全年齢層で賛成が7割を越えた」(日本経済新聞 2020年3月2日)
「夫婦別姓に賛成と答えたのは、女性の87・5%、男性の69・8%」(西日本新聞 2020年3月8日)
ちなみに2017年の内閣府の世論調査では、選択的夫婦別姓を認めるための法改正を「してもかまわない」と答えたのは42.5%。単純比較はできないにせよ、夫婦別姓を認める人が増えているのは確かなようだ。
おそらく生涯独身男を対象にアンケートを取ったら、夫婦別姓の賛成派がかなり多くなるはずである。理由はこんな感じ。
「男の姓に合わせてもらうなんて、申し訳なくて無理です。自分がなぜ結婚しないかというと、相手の人生に責任を持ちたくないから」(55歳・フリーター)
「賛成です。もし結婚できたら、こっちが女性側の姓に変えたい。名字を変えちゃえば、いろんな初回お試し無料キャンペーンにもう1回申し込めるかも知れないし」(52歳・介護離職中)
「賛成です。もし結婚できたら、こっちが女性側の姓に変えたい。名字を変えちゃえば、いろんな初回お試し無料キャンペーンにもう1回申し込めるかも知れないし」(52歳・介護離職中)
夫婦別姓を望む女性たちにすれば、結婚する気のない男に賛成されても何の効果もないわけで、あんたたち戦力外の甲斐性なしは黙ってて、と怒られておしまい案件だろうか。