決意したら30分で稼げるお手軽感

配達員の体力を奪う冬の寒さも何とはなしにやわらぎ、暖かい季節となりましたね。日差しが心地よく、配達意欲も高まる今日このごろですが、春は春で問題がないわけではありません。それは「風」。

春の嵐とはよく言ったもので、季節柄強い風の吹く日が多く、中央区の勝どきや江東区の豊洲など、湾岸エリアのタワマンへ配達に行く時はでっかいリュックが配達員の首を締めます。思いっきり風を受けて体ごと流されそうになるので、特に車道での運転は注意が必要なんですね。

私の場合、体もBIGなので風の影響大

あ、申し遅れました。私、フリーライターで2年前からUberEatsで配達員もやっておりますWと申します。

今回は、まだまだあまり知られていないUberEats配達員のなり方や、システムについてお話しさせていただこうかと思います。

現在、東京・横浜・川崎・千葉・さいたま・名古屋・京都・大阪・神戸・岡山・福山・広島・高松・松山といった都市でデリバリーが行われ、近いうちに仙台でもサービスが始まる予定のUberEats。配達エリアの各地の方なら、大きなリュックを背負って自転車や原付に乗る配達員の姿を見たことがあるのではないでしょうか。利用者数も年々増加し、休日は家から出たくないという利用者が増えているんです。

この配達員になる方法、実はすごく簡単です。

まずはアプリをダウンロードする

スマホに配達員用のアプリをダウンロードして、住所や振込先の情報をちゃっちゃっと登録。あとは各地にあるパートナーセンター(首都圏エリアの場合は大門・新宿・横浜にあります)へ行くだけです。

ニックネームでもOK

現在の登録システムは分かりませんが、私がパートナーセンターで登録した2年前は、顔写真を撮影して5分ほどの映像を見て、配達員用のリュックが支給されてたら手続きは修了。建物から出たら、すぐにでも働けるというものでした。

原付などの車両で配達する場合は、車両登録が必要なのでいろいろ面倒なようですが、自転車配達員の場合は10分もかからず登録が終わるので、極端な話、パートナーセンターの近くに住んでいる方であれば「配達員になろう!」と決意してから30分ほどで働き始めることができるわけです。登録制の仕事なので、面接で落とされるというようなことはなく、誰でもすぐに働けます。このお手軽感は素晴らしいですね。

興味のある方は一度、試してみてはどうでしょうか。

シェアサイクルは配達員の強い味方

ただし、注意点がひとつあります。

というのも配達員用のリュックはデポジット方式となっていて、私の時は8000円、現在も4000円ほどかかります。

デポジットなんて横文字を急に言われてもピンと来ませんよね。要は、リュックのお金は働いた分から天引きされるシステムとなっているということなんです。働き始めてからしばらくの間、手元に入るお金は実際に稼いだ金額の半分となるので注意が必要です。