欧州のビッグクラブで活躍する日本人選手が増えた

中田英寿さんがイタリアのペルージャに移籍して以来、海外サッカーに興味をもち観戦してきましたが、こんなにも毎週末興奮できるシーズンが今までにあったでしょうか。

プレミアリーグでは、三笘薫選手(イングランド/ブライトン)が月間ベストゴールを受賞した圧巻の3人抜きゴールなど大活躍。

モナコ(フランス/リーグ・アン)の南野拓実選手は、ザルツブルグ(オーストリア)時代の恩師ヒュッター監督のもと、近年のスランプから解き放たれたかのように開幕4試合で3ゴール3アシスト。欧州5大リーグの月間ベスト11に選出。

遠藤航選手もプレミアリーグの強豪・リヴァプール(イングランド)で、2試合連続退場者を出す難しい状況下で奮闘。

レアル・ソシエダ所属の久保建英選手も毎試合ゴールやアシストを記録して、4試合連続マンオブザマッチです。ラ・リーガ(スペイン)で、ですよ。信じられない。

次のW杯、急きょ今年の冬になればいいのに。

他の日本人選手も名前をあげたらキリがないほど活躍をしていて、土日は睡眠時間と視聴デバイスが足りません。

シティよりもブライトン。ミラノ勢よりもラツィオ。レアル、バルサよりソシエダPSGよりもモナコ、ランス……という、「そっち見ちゃう俺センスあるでしょ」みたいな観戦履歴になっている日本人サポーターも多いのではないでしょうか。

リヴァプールとアーセナル(イングランド)の試合を見ていたら、日本人が出てくるというのもすごい話で、こんなに豪華な選手をアジアカップのために集めていいのか……と思ってしまうほどの充実ぶりです。(もちろんアジアカップもすごく大切な大会ですが)

そして、直近に行われたドイツとの試合。W杯のリベンジと監督の進退がかかる本気モードのドイツを4-1で粉砕ですよ! 日本が世界的強豪国に2点差以上で勝つのはおそらく史上初。(日本代表に敗戦後、フリック監督の解任が発表された)

え? W杯の今冬開催に向けてJFAってもう動いてるんでしたっけ?

この試合の感動について書いていくと長くなりそうなので、それは来週か再来週に回すとして、僕は思いました。

日本は個でももう世界と戦えるんだ……!!

そして、さらに僕はこうも思ったんです。

今回の9月の代表戦には選ばれていないメンバーだけでチームを作っても、めちゃ強イレブンが作れるのではないか、と。

ロナウド、ロナウジーニョ、カカ、アドリアーノ、ロビーニョが共存した2006年ごろ、ブラジル代表の5軍まで作ってみたという記事がサッカー雑誌にあって、マジで5軍まで強いんですよ。2軍にはロビーニョとジュニーニョベルナンプカーノ(リヨン5連覇のときの心臓であり世界一のフリーキッカー)がいて、5軍でもシャフタール(ウクライナ)のエースとか全然いるんです。