すがやジャパンのスターティングメンバー!

その企画にすごい憧れがあって、今回、日本代表の妄想チームを作ってみました。

ちなみに森保監督が呼ぶ可能性とかじゃなく、『僕の』選考です。すがやジャパンです。

フォーメーションは3-4-3。

なぜなら前線3枚を共存させたいから、です。それでは、スタメン発表!

GK 
西川周作選手

DF
藤井陽也選手
瀬古歩夢選手
中山雄太選手

WB
酒井宏樹選手
永戸勝也選手

CH
旗手怜央選手
山根陸選手

FW
南野拓実選手
伊藤涼太郎選手
大迫勇也選手

まずGKは西川選手。年齢的に代表に呼ばれる可能性は高くないですが、そのプレーのクオリティは37歳の今が最高潮と言えるかもしれません。

浦和レッズのGKコーチ、ジョアン・ミレッ氏の指導で今もなお成長しており、W杯に呼ばれた際は例えスタメンじゃなくても、サブに求められる大きな要素であるチームを精神的に支える仕事も期待できます。さらに日本のGK歴代No.1の足元があるため、GKでありながら攻撃的に戦うときのオプションとしても考えられる(次回W杯は参加国が増えるため格下との試合も想定する必要があるし)というのも、3人の選手が選ばれるGKというポジションではお得感がありますね。

DFラインには代表経験も海外経験も豊富な中山選手と瀬古選手、そして名古屋グランパスで攻守に高いパフォーマンスを見せる藤井選手。

「代表はチームで活躍している選手を呼ぶべき」という意見が根強く、そういう選手を試してほしいという気持ちもわかります。でも、個人的には「代表でどれだけ活躍できるか」だけが選考基準であるべきと思っているので、昨年のカタールW杯当確メンバーと言われながら直前の怪我で棒に振り、今年8月に復帰したばかりの中山選手は代表でやれるコンディションなのか見てみたかったと思って選びました。

3バックなので、サンフレッチェ広島の堅守を支える佐々木翔選手も悩みましたけど、Jリーグからはこちらも名古屋で3バックの一角としてプレーする藤井選手を選びました。

藤井選手は対人が抜群に強く、世界と戦う姿を早く見てみたいです。またCBながら運ぶドリブルだけではなく、サイドの高い位置でボールを受けて、ドリブルで仕掛けることもできるほどの突破力を持っており、3バックと4バックを併用する日本代表で早く出場機会を得てほしいと思う選手です。

さらに若手でいえば、川崎フロンターレの高井幸大選手や大宮アルディージャの高校3年生、市原吏音選手も今後が楽しみです。

ウイングバックは、おそらく計算が立つということで現在は呼ばれていない日本最高の右サイドバックの酒井選手と、日本がW杯後からトライしている偽サイドバックのビルドアップに横浜F・マリノスで最高の相性で見せる永戸選手(マリノスは特殊だからたぶんやり方は一緒ではないけど)。

攻撃的にいくならカーザ・ピアAC(ポルトガル)の相馬勇紀選手や、ディナモ・ザクレブ(クロアチア)の金子拓郎選手なんかも見てみたい選手です。

ボランチも悩みました。4-3-3のインサイドハーフタイプは多いですが、中盤の底の遠藤航選手や守田英正選手の代役をできる選手がなかなか……。

川崎の脇坂泰斗選手は抜群ですけど、一列前なんですよね。FC東京の松木玖生選手もその印象で4-3-3なら入ったかもですが、ここはマリノスの若きゲームメーカーの山根選手と、セルティックで不当と言っていいほど出番がない旗手選手。チームで出番がないなら代表で試合感を磨けばいいんですよ。実力は折り紙つきですから。

将来性を考えてパリ世代で相手の重心や矢印の逆をつくのがうまい山根選手をいれましたが、本当に試合をするなら、強度的にベテランの山口蛍選手(ヴィッセル神戸)になると思います。山口選手はカタールW杯でも見たかったなぁ。

ワントップ/ツーシャドーは、これはもうみんな見てみたい選手たちですよね。

南野選手はチームで抜群の出来だから、コンディションを崩さないためにもあえて代表招集せず、モナコに専念してもらって、数年後に救世主になってほしいとも思います。

逆に大迫選手は今絶対見たい!! 頼む!! 見せてくれ!! 今すぐ代表に入ってくれ!!!

僕は伊藤涼太郎選手が大好きですが、今の4-3-3ではポジションがなく、森保監督の戦術にハマらないかも……とは思いつつ、一度は青いユニフォームに袖を通すところを見てみたいです。このファンタジスタがもし代表にハマれば、もっともっとワクワクできる代表になると思うのです!

他にも広島で怪我から復帰した満田誠選手や、なんとなく呼ばれなさそうな鹿島アントラーズの鈴木優磨選手も見てみたいですね。

鈴木選手は敵としては憎いですけど、こんなにも味方にいてほしい選手はいないです。フィジカルが強いイメージがありますが、ヘディングシュートはマークを外す上手さだけでなく、さりげなく競り勝ちやすいサイドバックに寄っていって仕留める抜け目なさもある。

「俺が俺が!」タイプに見えて、プレーは常に確率論で判断できる。

自分の応援しているチームと鹿島の試合を思い返してみてください。鈴木選手は足元が上手いDFと他のDF相手では寄せ方やコースの切り方を細かく変えています。

熱そうに見えて冷静で、荒そうに見えて気配りがすごい。めちゃくちゃ頼りになる選手だと思います。

そう考えるとあれですね、もう1チーム分でもいいメンバー揃えられますね!!

日本人を、日本代表を応援するの、楽しいなぁ!!

▲日本代表を応援するのは楽しい イメージ: buritora / PIXTA

次回の『カカロニ・すがやの“熱”Football Watch!』は、9月18日(月)更新予定です。お楽しみに!!


プロフィール
 
カカロニ・すがや
1991年3月5日生まれ。O型。東京都出身。2016年、現在の相方である栗谷とカカロニを結成。グレープカンパニー所属のお笑いコンビとして活動中。趣味はサッカー(サッカー歴15年・ブラジル・ロシア・カタールW杯を現地観戦)、深夜ラジオ(元ハガキ職人)。特技はサッカーとくりぃむしちゅー上田さんの例えツッコミを暗記すること。Twitter:@sugayazinho instagram:sugayazinho