映像ネタをもう少し突き詰めて作りたい
――最近、興味があることやハマっていることってありますか?
加納:いろんなところで言ってるんですけど、ジョギングをしてます。最近はいろんな人とジョギングしてますね。今まではフワちゃんとやってたんですけど、スケジュールが合わないことが多くなってきて。近所に住んでる後輩の芸人とかを誘って、代々木公園で走ってますね。
――ジョギングを始めようと思ったキッカケがあったんですか?
加納:10年くらいやってるんですけど、当時、住んでた家が駒沢公園に近かったってことですね。運動はずっと好きだったので。
――運動でもジムに行ったりとかではなく、ジョギングなんですね。
加納:そうですね。それこそ最初は、後輩と遊びたいけど金がないから、ジョギングして銭湯に行こうっていうのをやってたことですね。みんなで集まりたいけど、居酒屋に行っておごる金はないから走ろうや! みたいな。金をかけずにできる趣味ですね。当時の趣味といえば、ジョギング行くのと、ブックオフで安い本を買うくらいしかできなかったんで。
――最後に、今後の野望、やってみたいことを聞かせてください。
加納:全国7都市くらい回れるように、単独ライブの規模を大きくしていきたいです。あとは、映像ネタが「THE W」で負けて終わってるので、もう少し突き詰めて作りたいです。これはクリエイターとの出会いもありますが、もっと誇れる映像ネタを作りたいとはうっすら思ってます。
――「THE W」でのネタ、あの年に賞レースで見たネタで一番面白いと思いました。
加納:ありがとうございます。三拍子の高倉さんにも同じこと言われました。
――(笑)。それはうれしいです。執筆活動ではどうですか?
加納:やはり長編小説にはチャレンジしないといけないなと思っているので、長編を書きたいです。
(取材:山崎 淳)
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