家族との会話が一番のリフレッシュ
――それぞれのお仕事の楽しさや大変だなと思うことがあったら教えてください。
志田:グラビアは自然体な自分でいられる、現場の雰囲気が一番好きな仕事です。大勢ではない、限られたスタッフさんとも深いコミュニケーションが取れる現場は、なかなかありません。そのときに、どんな会話をしていたのか忘れちゃうような、他愛もない会話をしているからこそ、素の自分がグラビアに出るのかなとも思います。
――グラビアで今日はこういう私を見せよう! ではなく、いつもありのままの志田音々さんなんですね。
志田:今日はどんなお喋りをしようかなーと、撮影はいつも楽しみです。撮影のために普段は行けないような場所に行けるのもグラビアの醍醐味だし、その土地のグルメを楽しめるのもいい。ご褒美という表現が正しいのかわからないですけど、そんな感じで仕事とはいえプチ旅行気分です。
お芝居はそれとは真逆で、役を通して違う自分になれる非現実の私。自分ではない自分になれるのが楽しくて不思議な感覚です。私の芝居を見た方から「こういう感情になった」「こんな解釈をした」とか反応をお聞きするのも面白いし、舞台であればダイレクトに、その場でお客さんの反応を見られるのが醍醐味で、それもすごく楽しいです。
――今は多忙の毎日ですが、どのようにリフレッシュされていますか?
志田:家族と会話をすることと睡眠です。ロングスリーパーなので、休みの日は永遠に寝られちゃうんですが、普段は8~9時間寝るのが理想です。夜、家族全員が集まると、その日にあったことなんかを話したりふざけあって。母に一発芸の無茶ぶりをすると、疲れた姉妹のために即興でやってくれて、大爆笑をして一日を終えるのが好きです。
――今年も大活躍でしたが、来年の目標を聞かせてください。
志田:今年はやり残したことはないかなと思っています。心残りがあるとすれば、家族旅行ができていないこと。来年こそは祖母も一緒に海外旅行に行きたいです。仕事面では、もっとたくさんテレビに出たいです。役をいただけるのであれば、どんな役でもやらせていただきたいですが、欲を言えば今までやったことのない“闇のある役”にチャレンジして、みんなを驚かせたいです。
バラエティ番組にもチャレンジしたいし、クイズ番組にも! このところ、おバカキャラをやっていたら本当におバカになっちゃったんですが、中高までは偏差値が高かったので、勉強をし直せば大丈夫じゃないかなって(笑)。