緊迫感とスリルな演出で多くのアクション映画を手掛けているガイ・リッチー監督の新作『コヴェナント / 約束の救出』が、2024年2月23日から公開される。
主演は『ブロークバック・マウンテン』『ナイトクローラー』などに出演しているジェイク・ギレンホールで、緊迫感に満ちた壮大な社会派ヒューマンドラマ。主軸の登場人物となるアメリカ軍兵士とアフガン人通訳が互いの尊厳をかけて、国境を超えた絆を築いていく物語。主演のジェイク・ギレンホールのインタビュー映像が公開された。
ガイ・リッチー監督と初タッグを組んだ作品
物語の舞台は、2018年のアフガニスタン。タリバンの武器や爆弾の隠し場所を探す部隊を率いる米軍のジョン・キンリー曹長(ジェイク・ギレンホール)は、アフガン人通訳として非常に優秀だが簡単には人の指図を受けないアーメッド(ダール・サリム)を雇う。
通訳には報酬としてアメリカへの移住ビザが約束されていたが、タリバンによって部隊は壊滅し、キンリーとアーメッド以外は全員殺されてしまう。キンリーも腕と足に銃弾を受け瀕死の状態となるが、身を潜めていたアーメッドに救出され、7週間後、回復したキンリーは妻子の待つアメリカへ帰ることができた。しかし、アーメッドがタリバンに狙われ行方不明だと知り、アーメッドを助けることと決意したキンリーは……という内容だ。
ギレンホールは「ガイ・リッチー監督にとって、制作初期の段階で“2人の人間が正しいことをする”という、この映画の核を発見したことが重要だったのではないかと思います」と分析。また「最初にガイ・リッチー監督が言ったのは、楽しい雰囲気のなかで映画をつくりたいということでした。僕自身も、創造性は緊張や堅苦しさではなく、面白さや楽しみから生まれると思っています」と初めて仕事をする監督との撮影秘話を明かした。
今回、演じた主人公の役柄について聞かれると「ジョン・キンリーはいい人間です」と語り、「僕はここ数年そういう役柄を演じることが多くなっているように思います」と自らのフィルモグラフィーを振り返り、自身が演じたキンリー曹長と、その相棒であるアフガン人通訳アーメッドの関係性が本作の魅力だと語る。ギレンホールは「2人の複雑な関係は、とても少ない言葉で成立しています。そこが演者として面白いと思いました」と絶賛している。
〇【インタビュー】ジェイク・ギレンホール as ジョン・キンリー曹長 2/23(金・祝)公開『コヴェナント/約束の救出』
映画『コヴェナント / 約束の救出』は2月23日(金・祝)からTOHOシネマズ日比谷など全国で公開される。
監督・脚本・製作:ガイ・リッチー
出演:ジェイク・ギレンホール、ダール・サリム、アントニー・スター、アレクサンダー・ルドウィグ、ボビー・スコフィールド、エミリー・ビーチャム、ジョニー・リー・ミラー
2022年 / アメリカ / 英語 / 123分 / カラー / スコープ / 原題:GUY RITCHIE’S THE COVENANT / 字幕翻訳:松崎広幸
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提供:木下グループ 配給:キノフィルムズ