HELLO!!! 風の時代に舞い降りました。風の時代の風雲児。風野又二朗です!
『道。この道を行けばどうなるものか』
これは、アントニオ猪木さんがプロレスラーとして現役を引退する時の、有名なスピーチですね。
『迷わず行けよ。行けば分かるさ』
子供の時は、そりゃあ人生はどんな道か分からないし、行ってみないと分からないよなあ。と思っていたんですけど。
この言葉なんかは、歳を重ねて、大人になればなるほど、どんどん刺さってきますね。大人になると迷いますからね。
行ってみないと、それがどんな場所なのか分からない道を、歩きたがる人は少なくなります。
ある程度、過去の経験で理解、予想できている道を歩いている方が、楽ですからね。
だからですね。プロレス界の超トップスター、アントニオ猪木さんが、あのタイミングで言った事に、とても大きな意味があったように思います。
この言葉に励まされた。背中を押された。猪木も行くなら、俺も行く!と力をもらった人は、数え切れないんじゃないでしょうか。
元気があれば何でもできる!良い言葉ですね。
風野は、道が好きなんですよ。
全ての道には、その道ができた理由がありますから。
獣が歩いた獣道を、人が歩き、道幅が広くなって、やがてたくさんの人が通れるように整地されたりして。
また、どこかを中心として最初から人工的に作られる道もありますよね。
京都の方は、碁盤の目のように、南北、東西と道が直行しています。
東京は、また全く違っていて。
皇居を中心に囲むように、内堀通りや外堀通りといった、丸みを帯びた環状的に走る道路が多いです。
そこに、皇居に向かって走る、国道246や、日本橋から西へと向かう東海道など、様々な道路が走っています。
大きな道路もそれぞれ、できた理由があるのですが。小さな道もまた必ずできた意味がありまして。風野はその小さな道を散策するのが好きです。
この道は、富士山のパワーを運んでる道だとか。この道は、絹を運んでいたから、シルクロードと言われていただとか。
今回は、道について、色々と書いていこうと思ったんですけど。
東京で2年ぶりの雪が降りました。
去年も雪がチラつく事はあったのかもしれないんですが、積雪したのは2年ぶりだと思います。
まだ雪が降る前に、仕事の打ち合わせがありまして。車で10分ぐらいのところだったんですけどね。めっちゃ寒いから、車で行きました。
思っていたより、打ち合わせが白熱してしまって、1時間ぐらい延びてしまった後、外に出たら雪がしんしんと降っていました。
因みにスタッドレスタイヤでしたので、これぐらいは大丈夫だろうと思って家路に着いたんですけど。
帰路に使う、大きな道路が1ミリも動かないんですね。最初は、あの交差点までかな、なんてのんびり考えていたんですけど。
結局、10分で行ける道が、1時間以上かかりました。歩いていった方が早く着いただろうなと思います。
何故かというと、大きな事故があった訳ではないんですよ。
大きな事故が起きる前に、いくつかの高速道路を通行止め、とても大きな幹線道路を二つ通行止めにしていたんですね。
そりゃあ、この道路が1ミリも動かない訳だと。結局、裏道を駆使して帰宅したんですけども。
東京は、この大きな道をいくつか塞ぐだけで、簡単に閉じ込められてしまうんだなあと思いました。
30、40分で行ける道も、1時的に5、6時間かかると予想されたそうです。
大雪警報は出ていたものの、その程度の積雪量で通行止めにするほどの事だったのか。という意見も、雪国の方からは言われそうなんですけど。
東京の人は、雪に慣れていないのもあるんですけどね。東京の道に、すぐに出動できる除雪車などがないんですよね。街もインフラも雪に慣れていない。
だから、こういった事故を未然に防ぐ判断は良かったんだと思います。
また、国もですね。この道とこの道を止めると、この道にこれぐらいの渋滞ができるのか、という実測値も取れたんじゃないかと思います。
いずれくるかもしれない様々な事をシュミレーションしながら、という事もあるかもしれませんね。
とにかく、あの日。東京に雪が積もった日。
この道を行けばどうなるものか。と、まだ通ったことのない裏道を通って帰りました。
知ってる道の大渋滞より、知らない道には、近道がありました。
いつも、どんな時も、迷わず行けよ、行けば分かるさ!ですね!
それでは、又、風の吹く日に。