今季一番のサプライズはセレッソ大阪!

そして、僕の中では開幕前の予想でも「優勝するのでは!」という見立てでしたが、広島はやはり強い。

前線からハードワークできる選手たちが、新加入の大橋祐紀選手も含め抜群の補完性。スリートップは全員がストライカーとしての動き出しや駆け引きに優れながら、中盤に降りての組み立てに関与できるのでショートカウンターがスムーズです。

なによりも、チーム戦術の軸となるハイプレスを可能にする最終ライン! たとえ前を向かれていても、相手がスリートップで幅を取られていても、3枚がマンツーで見て対応できてしまう強さ(これマジすごい)! ハイプレスが剥がされたときの後処理を3人で請け負えています!

唯一、スリートップに個で対応するのが難しく、ロングボールで中盤のプレスをかいくぐり、大迫勇也選手にボールが集まる相性最悪の神戸に引き分けたのは大きいですね。

心配事といえば、スタメンをかなり固定していることでしょうか。怪我人も多いですし、体のキレが落ちてくると難しい戦術なので。新潟サポーターは恨めしいでしょうが、新加入の新井直人選手の存在が優勝をもたらす可能性はありますね。

そして、今季一番のサプライズは町田ゼルビア……もすごいんだけど、それ以上にセレッソ大阪!!

昨季終盤はかなり停滞感がありましたが、今季の開幕段階でいえばJリーグのベストチームではないでしょうか。

好調の秘けつは両サイドバック。左右どちらも予想できたっちゃできた活躍ですが、日本代表に名を連ねる毎熊晟矢選手はもちろん、登里亨平選手! ブラボーな活躍! 年齢や代表歴を考えると難しいのかもしれませんが、実力でいえば完全に代表の左サイドバック狙えるレベル。

個人的に、登里選手とJ2ではありますが清水エスパルスの山原怜音選手は、森保一監督に召集してほしいなぁ……。

そんな毎熊選手と登里選手の両サイドバックが内に外に前に中盤にと、抜群の立ち位置で披露するポゼッションがめちゃくちゃ美しいです!

香川真司選手の良さも生きまくっているし、僕のイチオシの柴山昌也選手もいます。そしてなにより、なんなんですか、V・ブエノ選手!!! まだ1試合の途中出場しか見てないけど、スーパーなんでしょうか。あの試合だけ見るとスーパーですけど! どうなんだ! という感じ!

海外から引く手数多であろう毎熊選手が仮に夏に移籍したとしたらどうなるのか、というところで2位予想ではありますが、少なくとも前半戦は相当な勝ち点を稼ぐのではないでしょうか。

あと気になるのは町田ゼルビアですね。今季ここまで首位。町田のサッカーって、対戦相手サポーターのヘイトを買うことありますけど、僕はめちゃくちゃ好きなんですよね。勝負事において勝てる確率を1%でもあげる細部を怠らない。サッカーをある程度の熱量以上でやってきた人間は、ほぼ全員ああいうサッカーしてきたことあるんじゃないですかね。

「下手くそ!」とか「相手荒いだけだよ!」とか言ってくる上手いチームを、相手が嫌がること徹底して倒す。これは醍醐味ですよ。

ただ、ゼルビアは『相手が嫌がること』の引き出しがとにかく多い! 個の能力も自分たちの長所を押し付けるのにうってつけの人材が揃っていますし、初のJ1ですけど中位以上はいくのではないでしょうか。

僕が町田のサッカーを見て思うのは「血が滾る」です。食ってやろうという野心しか感じない。もちろん、自分たちより下手な相手にやられてムカついたことはありますが、それを技術でやっつけるのがサッカーの痛快さじゃないですか。

昨シーズンのエスパルス対ゼルビアが最たる例。乾貴士選手がイライラして3プレー連続3回目の甲子園出場歴みたいな激怒をしたあと、「もうええわ!」って顔になって、そこからエスパルスが立ち位置を修正して、乾選手の40mドリブルなど2点差から3点取って逆転した試合なんか、「滾る」以外の何者でもない。町田がいることでJリーグ面白いです!!

僕は利他的なサポーターなので、町田のホームゲームは片道20キロ近くありますが、チャリで行きます!! 利他的!!

さて、文字数の関係でここまでにしましょう! 現在17:30国立のゴール裏!! 代表ウィークに集中します!!(見事、日本が勝利!)

3.21 北朝鮮戦(国立競技場)を観戦に行きました!

次回の『カカロニ・すがやの“熱”Football Watch!』は、4月1日(月)更新予定です。お楽しみに!!


プロフィール
 
カカロニ・すがや
1991年3月5日生まれ。O型。東京都出身。2016年、現在の相方である栗谷とカカロニを結成。グレープカンパニー所属のお笑いコンビとして活動中。趣味はサッカー(サッカー歴15年・ブラジル・ロシア・カタールW杯を現地観戦)、深夜ラジオ(元ハガキ職人)。特技はサッカーとくりぃむしちゅー上田さんの例えツッコミを暗記すること。Twitter:@sugayazinho instagram:sugayazinho