“知識”を身につけた未来のわたしから一言二言

アツオの話で出てきた「筋トレの動きでは痩せない」とか「筋肉が痩せる」とかの話。

正直「なんのこっちゃ」と思っている読者様もいらっしゃるのでは、と思ったので、ここでは前回予告していた通り、それについて少し詳しく(でもなるべくわかりやすく)解説してみます!

要は、前々から話に上がっている

“運動は対して痩せない”ってやつ(その理由は第2話参照)と同じで、筋トレの動きでは大して痩せません。

あくまでダイエットの主役は食事管理。

自分のメンテンアンスカロリーを把握して、そのメンテナンスカロリーから、いかにアンダーカロリーを作るか。これがメインです。

ではこの「メンテナンスカロリーってやつの正体はなんなのか!」って話なんです。

メンテナンスカロリー、簡単にいうと自分が一日に消費するカロリーのことだと思ってください。

じゃあこの1日に消費するカロリーは、どう構成されているのか。

人間の消費エネルギーの割合は、

・何もしなくても、生きているだけで代謝される“基礎代謝”ってやつが7割。

・動くことによっての“生活活動代謝”が2割。

・食事を消化することによって起こる“食事誘発性熱代謝”が1割。

で、大体構成されています。

なんと、人間は1日の中で“何もしていない時”が一番カロリーを消費してくれるって言うんです。なんか意外ですよねー。

じゃあこの“何もしていない時”に消費するカロリーをどう増やすか、がダイエットには重要になってくるわけで。

その“何もしていない時”に“筋肉”が多い方が、消費カロリーがより多くなるってことなんです。

つまり!!

筋トレすると“筋肉”がついて、

“筋肉”が多いから“基礎代謝”が上がって、

“基礎代謝”が高いから、痩せやすくなる。

こういうロジックなわけです。

だから、“筋トレ”すると“痩せやすい”なんてことが言われているわけです。

「歳をとると、痩せにくくなる」なんて聞いたことがある人も多いかと思いますが、
それは歳をとって、筋肉が落ちたりなどの理由で “基礎代謝”が落ちて“痩せにくくなる”から。

逆にいうと、

歳をとったって

“基礎代謝”が高い状態であれば

“痩せやすい身体”を維持できる!

痩せにくい体、痩せやすい体っていうのは、要は基礎代謝が高いか低いか。

だから、ダイエットというのは、いかに基礎代謝を高めるかのゲーム。

このゲームを有利に進めるアイテムが“筋肉”。

と言うわけです。

補足

私はモッちゃんと“公営ジム”にいき、モッちゃんに筋トレをレクチャーしてもらったのですが、基本“公営ジム”はパーソナルトレーニング行為が禁止であることが多いです。

なので、私たちもそうしましたが、教えてもらう人も一緒にトレーニングをする、いわゆる“合同トレーニング”でなければならないらしいです。

私と同じことをする場合、そのあたりご注意くださいませー!

(第13話につづく……2025年3月20日公開予定)

※本記事は、WANI BOOKOUTにて公開された記事を再掲載したものです。