結成16年以上のプロの漫才師たちがネタでしのぎを削る漫才賞レースの第3回大会『THE SECOND~漫才トーナメント~2025』。2月の選考会を経て、32組の漫才師がノックアウトステージに勝ち進み、3月22日・23日に「開幕戦ノックアウトステージ32→16」が行われ、選ばれた16組が4月19日に「ノックアウトステージ16→8」を行った。

芸歴54年目のザ・ぼんちがグランプリファイナル進出
結成16年以上が出場資格となる『THE SECOND~漫才トーナメント~』(そのほか、「所属事務所の有無は問わずプロのみ参加可能」、「全国ネットの漫才賞レース番組で優勝していないこと」、「即席ユニットでの出場は不可」などが条件)。
見取り図やモグライダーなど、今回『THE SECOND』初出場となるお茶の間の人気コンビが「開幕戦ノックアウトステージ32→16」で敗退する中、勝ち上がった16組がグランプリファイナル出場をかけて「ノックアウトステージ16→8」に挑んだ。
先攻:祇園 ●251点(1点:5人、2点:39人、3点:56人)
後攻:マシンガンズ ○279点(1点:3人、2点:15人、3点:82人)
<Bブロック>
先攻:モンスターエンジン ○274点(1点:0人、2点:26人、3点:74人)
後攻:ドドん ●265点(1点:2人、2点:31人、3点:67人)
<Cブロック>
先攻:金属バット ○288点(1点:1人、2点:10人、3点:89人)
後攻:リニア ●250点(1点:7人、2点:36人、3点:57人)
<Dブロック>
先攻:母心 ●194点(1点:22人、2点:62人、3点:16人)
後攻:吉田たち ○285点(1点:1人、2点:13人、3点:86人)
<Eブロック>
先攻:ザ・ぼんち ○273点(1点:0人、2点:17人、3点:83人)
後攻:ハンジロウ ●260点(1点:3人、2点:34人、3点:63人)
※ザ・ぼんちはタイムオーバーのため10点減点。
<Fブロック>
先攻:タモンズ ●256点(1点:5人、2点:34人、3点:61人)
後攻:囲碁将棋 ○287点(1点:1人、2点:11人、3点:88人)
<Gブロック>
先攻:ヘンダーソン ●265点(1点:3人、2点:29人、3点:68人)
後攻:はりけ~んず ○286点(1点:0人、2点:14人、3点:86人)
<Hブロック>
先攻:ツートライブ ○278点(1点:1人、2点:20人、3点:79人)
後攻:ななまがり ●265点(1点:4人、2点:27人、3点:69人)
上記の結果により、マシンガンズ、モンスターエンジン、金属バット、吉田たち、ザ・ぼんち、囲碁将棋、はりけ~んず、ツートライブの8組が勝ち残った。
5月17日(土)に4時間超の生放送!
記者の所感だが…
・金属バットのネタが素晴らしすぎたが、ただ昨年からずっとリニアが素晴らしい事も記しておきたい。MCのニューヨーク(素晴らしいMCだった)と酒井啓太とのやりとりも素晴らしかった。来年はグランプリファイナルでリニアのネタを見たい。
・ザ・ぼんちのネタをゴールデンで見られる喜びよ。ザ・ぼんちは、ぼんちおさむ師匠のパッションのネタに見られがちだけど、里見まさと師匠の細かなツッコミや、感性が若いボケやツッコミも素晴らしかった。
・総合演出の日置祐貴氏が「16→8」の行われた当日の夜に、X(旧Twitter)で疑問に答えるスペースを行っていて、多忙な合間を縫ってのその真摯な対応に感動した。
〇『THE SECOND』総合演出が語る大会への想い「芸人ファーストにしたい」
また、5月17日(土)に生放送される『THE SECOND~漫才トーナメント~2025』(フジテレビ系)の最終決戦「グランプリファイナル」の組み合わせ抽選会も先月末に行われ、以下のように決まった。
ツートライブVSモンスターエンジン
第2試合
マシンガンズVSはりけ~んず
第3試合
囲碁将棋VS吉田たち
第4試合
金属バットVSザ・ぼんち
(いずれも先攻後攻の順)

果たして、第3代王者に輝くのは、どのコンビか。『THE SECOND~漫才トーナメント~2025』(フジテレビ系)は5月17日(土)午後7時より4時間10分の生放送。