年間100試合観戦を目標にしている、ガチでプロ野球好きなグラドル花咲楓香さん。そんな花咲さんが愛するプロ野球について書き綴る連載「花咲楓香の野球場へ行こう!」。

5試合目(5回目)となる今回は、オールスターゲームと、エスコンフィールドでYMCAダンスを踊ったという思い出について書いていただきました!

清宮選手の「幸せ太郎」が見れて感激

ペナントレースも前半戦が終わり、7月23日に京セラドームで開催されたマイナビオールスターゲーム2025を観戦してきました!

もちろんわたしは「北海道日本ハムファイターズ」ファンで「オール・パシフィックリーグ」派なので、この日は1塁側内野席で応援。普段京セラドームに行く際は、レフトスタンドのビジター応援席か3塁側の内野席なので、いつもは見ることのない角度から観戦できたのも一つの思い出です。

座席について、まず最初に観たのはホームランダービーの予選。トーナメント形式で行われた第一戦は、佐藤輝明選手(阪神)vs頓宮裕真選手(オリックス)と、森下翔太選手(阪神)vs清宮幸太郎選手(日本ハム)の2試合。その後、勝ち上がった2選手による翌日の決勝進出をかけた試合がありました。

打球が高く上がるたびに球場は大盛り上がりで、大歓声に包まれる中、特に佐藤選手の人気はすごかったです。

セ・リーグの本塁打数でトップを独走しているのも納得の打球。何本もライト2階席まで飛ばしていて、圧倒的なパワーに改めて驚かされました。オリックスの本拠地ということもあり、頓宮選手の応援も負けないくらいの歓声でした。

準決勝に進んだのは佐藤選手と清宮選手。先攻の佐藤選手は6本もホームランを放ち、対する清宮選手は、序盤なかなかスタンドに届かず劣勢に思われましたが、後半に連続でスタンドまで運びなんと7本目を決めて勝利! その後のインタビューでは清宮選手の「幸せ太郎」を象徴するニコニコ笑顔が見られて嬉しかったです!

この日は1人観戦だったので、スコアをつけながら観戦しました。スコアブックを振り返ってみると、セ・リーグはフライが多く、パ・リーグはヒットやホームランで繋ぐイニングが多く見られ、2時間11分とあっという間に終わってしまった試合でしたが、見どころも多く、体感的にはもっとあっという間に感じました!

合法的に他球団の応援歌を歌えるのがオールスター!

わたしにとってオールスターの楽しみ方の1つは、合法的に他球団の応援歌を歌えることです(笑)。

覚えようと思って覚えたわけではなく、年間70試合以上も観戦していると勝手に覚えてしまう、相手チームの個人応援歌やチャンステーマ。贔屓球団の垣根を越えて歌えるのがこの日の特権だと思います。どのチームもかっこよくて一体感が生まれるチャンステーマ。

その中でもファイターズはもちろんのこと、ホークスの「鷹の道」やオリックスの「タオル」チャンテを歌えたのは嬉しかったです。特に、タオルチャンテをやっているときにホームランが出たのもアツかった! ファイターズ以外の選手がホームランを打って喜ぶことも年に一度しかないので不思議な感覚になりますが、それも球宴ならではの面白さだと思います!

試合が終わった後にやる勝利の二次会では、翌日の先発今井達也投手(ライオンズ)のコールでチャンテ4を歌ったのも大盛況でした。レフト側のセ・リーグファンの一体感も見ていて凄かったです。特に阪神のチャンテや牧選手の個人応援歌は応援エリアに限らず内野席を含め球場全体から響き渡りました! カープのスクワット応援はわたしも混ざりたかったです(笑)。普段は1人で観戦しても楽しめるのですが、オールスターは1人よりも誰かと楽しみを共有したくなってしまったので、もし来年も観戦できる機会があればお友達を誘いたいです(笑)。

オールスター2日目はお家での観戦でした。選手にマイクをつけていたのは現地観戦では気が付かなかったのですが、面白い企画ですよね! 賛否もありましたが、球宴と書くだけあってこの2日間はお祭りだと思うので、このように現地に行けなくても楽しめるコンテンツはわたしは良いアイデアだと思いました!

2日目もパリーグが勝利し、MVPを獲得したのは清宮選手! 本当に嬉しかったです! 後半戦もファイターズでの活躍に期待したいです!