向井地美音さんが「愛佳っぽくない?」

――今回、初となる写真集『好きと言えたら』を発表されました。ロケ地は台湾だということで、こちらは田口さんのリクエストだったとお聞きしました。

田口:そうですね。あと、わりと同じ時期に48グループで写真集を出すメンバーがいたので、せっかくなら雰囲気の違う写真集になればいいなと思って、台湾であればちょっと差別化できるかな、と思ったのもあります。これまでUTBさんとか、いろいろな媒体さんでグラビアをやらせていただいたので、これまで見たことないような、オシャレなカットとか、大人っぽいカットを撮っていただきました。

――『好きと言えたら』というタイトルも田口さんらしいな、と感じました。

田口:本当ですか!? 嬉しいです。実はこのタイトルは色々候補があった中で、レッスン場でどれが良いかなと悩んでいたら、向井地美音さんがいらっしゃって、相談させていただいたら「『好きと言えたら』って愛佳っぽくない?」と仰っていただいて。「愛佳のキャラってちょっとバラエティ寄りで親しみやすい所があるから、本当の意味で相手が好きって言いにくい。逆に愛佳のほうも真剣に好きってなかなか言いづらい、そのもどかしさみたいなものが出ていて、凄く愛佳っぽいと思うよ」と言ってくださって、それです! 『好きと言えたら』にします! って感じでした(笑)。

――お気に入りのカットを教えて下さい。

田口:滝の近くで撮ったカットです。神秘的な感じは日本では撮れないだろうな、というのと、滝が流れていくところに入っていって、水辺でずっと撮影していたんです。凄く冷たいし、サンダルが流されちゃったり大変だったんですけど、この撮影の大変さのおかげでチームの結束もより深まって、その後の撮影もより良いものになったと思っているので、そういう意味でも思い出深いです。

▲お気に入りのカット

――最後に、AKB48の一員としての今後の目標をお聞きしたいのですが。

田口:今、AKB48は20周年の期間で、今度行われる日本武道館公演にはOGの方の参加も決定して、今注目していただいている時期だと思うので、もっと多くの方々にAKB48を見ていただきたいし、ゆくゆくはもっと大きなステージにグループとして立ちたいなという想いがあります。

個人としては、Xのプロフィールにも書かせていただいているのですが、「激辛、心霊、怪談好き」なので、この3つにまつわる仕事を沢山させてもらえたら良いなと思っています。昨日も、劇場公演を終えたあと、自分へのご褒美として一番大好きな「蒙古タンメン中本」の北極を食べたんですけど、激辛を食べるのが仕事になったら、もう本当に幸せ過ぎるので、もっとアピールしていこうと思っています!


AKB48田口愛佳1st写真集『好きと言えたら』発売記念イベント

<東京(渋谷)>
開催日:2025年10月5日(日)13:30 ~
会 場:HMV&BOOKS SHIBUYA 6Fイベントスペース
URL:https://www.hmv.co.jp/store/event/53718/

<東京(秋葉原)>
開催日:2025年10月12日(日)13:00 ~
会 場:書泉ブックタワー 9Fイベントスペース
URL:https://t.livepocket.jp/e/mzn64

<大阪>
開催日:2025年11月8日(土)13:00 ~
会 場:梅田 蔦屋書店 ショールーム(ルクアイーレ9F)
URL:https://store.tsite.jp/umeda/event/shop/49219-1803390814.html
 
プロフィール
 
田口 愛佳(たぐち・まなか)
2003年12月12日生まれ。東京都出身。2016年、AKB48第16期生としてグループに加入。12歳で最終審査を通過し、同年12月の劇場公演でお披露目された。以降、チームAやチームKのメンバーとして活動し、パフォーマンス力の高さと明るく親しみやすいキャラクターで多くのファンを魅了する。歌唱力にも定評があり、MCなどでもグループを引っ張る存在に。2025年10月より舞城王太郎氏原作のミステリー小説の舞台化作品に出演。
X(旧Twitter):@48manaka_16