ウチならでは・・・特殊な実用書がよく売れます

――BOOK☆WALKERさんならでは……、という前提で売れている本はありますでしょうか?

B☆W湊谷 異世界系はどこでも売れていると思いますが、うちは『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』といったラブコメも、年間ランキングで1位になるぐらい売れています。また『魔弾の王と戦姫 片桐雛太画集』『三嶋くろね画集 Cheers! この素晴らしい世界に祝福を!』『完全実用版 おんなのこの服の脱がせ方』といった画集や特殊な実用書もよく売れますね。

――特殊な実用書(笑)。画集がよく売れるというのは、本好きが集うBOOK☆WALKERさんならではですね。ジャンルなどではどうでしょうか?

B☆W湊谷 ジャンルで言うと「4コマ漫画」ですかね。「4/4は4コマの日」などの展開もしてますが、ユーザーが合致しているのか、いわゆる萌え系4コマは売れてます。

――今でもですが、電子書籍で“売れる”コミックジャンルの中でも、4コマ漫画は売れないと言われていました。そのなかで毎年4コマの日ネタに趣向を凝らしてますよね! ちなみに個人的にユーザーに推したい本などはありますか?

B☆W湊谷 推したいのは『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』ですね。一度アニメ化された作品なので知っている方も多いと思いますが、その時と今では主人公の環境が180度変わっているため、ぜひ読んでもらいたいです。女の子の友情と、ほのかな百合が好きな人にはたまらないと思います。あとは歴史系の新書ですね、個人的にマイナーな時代の歴史本が好きなので、ブームが来ないかな~と思ってます(笑)

仕事はキャンペーンの“販促企画”と“分析”

――リアル書店とは違い、なかなか実態が見えない電子書店員さんですが、普段はどのようなお仕事をされていますでしょうか?

B☆W湊谷 僕の仕事でいうとキャンペーンなどの“販促企画”と“分析”、ほとんどここがメインの仕事ですね。あとはキャンペーンの特設ページのイメージラフを作って、デザインチームに発注して監修したりと進行的な仕事も含めてですね。

――“販促企画”に“分析”というのは凄く電子書店的な感じですね。品切れのない電子書籍の施策やキャンペーンというのは、膨大なタイトルの中から集めるということでもあり大変ですよね。

B☆W湊谷 確かにそういった部分で特集に合った作品を集めるというのは、目利き力が問われる感じになりますね。電子書店は何を見られていたのか、など色々とデータが分かるだけにキャンペーンや特集などは工夫が必要になりますね。

――電子書店員としての「面白さ」を感じる時などは?

B☆W湊谷 “販促企画”がSNSでバズったり、ネットに存在している電子書籍ストアとしての強みを生かせた企画が当たった時ですね。